数年前、オランウータンとテングザルが生息するジャングルを
どうしても見たくて渡航したボルネオ。
小学校か中学校だったか美術の教科書で見た
アンリルソーの「蛇使いの女」や「異国風景ー原始林の猿」の
絵の舞台が脳裏にこびりついてて、そのモチーフはアマゾンや
ニューギニアではなく、ボルネオ島ではないかと感じてた。
地理好きの少年だった頃、「ボルネオ」という言葉の響きがなぜか
ずっと心に残っていて、赤道近くのこの島が
何か想像もつかない、とてつもない獣たちが潜んでいるような
鬱蒼としたジャングルばかりの島と想像していた。
でも調べてみると、残念ながらルソー自身は
南国へ行ったことは無かったらしく、
パリの植物園に通ってあの絵のイメージを作り上げたらしい。
しかし、テングザルやカニクイザルが住む、
やっぱり絵の舞台なのかなと 思ってしまうほど
空気が濃密で何がいてもおかしくない。
写真はコタキナバルから車で3時間程走ったところにある
テングザルが住むジャングルとシャングリ.ラ リゾートから
見るドラマティックな夕焼けの南シナ海
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