2019年1月14日月曜日
きものショールーム改装
年末年始にかけて改装工事を行っていた
京都室町通りのきものショールームが完了しました。
一般小売呉服店ではなく、着物メーカーさんの問屋さん向けショールームです。
広いスペースにたくさんの反物や帯などがデイスプレイされます。
なので、空間を飾り立てるというよりも、
呉服の素材や柄・色などを正確に見てもらうためのシンプルな設えが必要です。
ただ、少しグレード感も欲しいという要望もありましたので、
組子障子を使って上品な仕上げを意識しました。
勿論このプロジェクトもマッシモにCGを制作してもらい、
全体的な空間の雰囲気を理解してもらいながらの作業となりました。
社長様にも非常に気に入って頂き、ちょっとホッとしました。
改修部分だけでも460㎡ほどあるため、全体がボケてしまわないよう
また着物と喧嘩しないようポイントを限定した控えめな設えです。
エントランスホールの組子障子デザイン。
2種類のデザインパターン(角麻、竜胆)を交互に配して
背面から照明で柄が浮き出るようにしています。
まだディスプレイする前、工事完了した時点の写真です。
何となくCGのように見えますが、実際の写真です。
こちらは改装前の写真。
下は計画時に用意したコンピューターグラフィックスです。
着物もすべてオリジナル制作しています。
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