2014年6月26日木曜日

作品賞受賞!



日本漆喰協会主催の第9回作品賞募集コンペにおいて
兵庫県たつの市に計画した「記憶の家」が作品賞を受賞しましたと
協会からご連絡を頂きました。
正式な発表等は9月に協会HP上で、また表彰式は熊本市で
行なうとのことでした。


























施主の「Yさん」おめでとうございます。
多分、お二人で左官屋さん指導の下、
壁を仕上たのがよかったのかも知れません。。。














日本の伝統的な左官材料である漆喰を内・外装に使用した建物の
コンペなのですが、この「記憶の家」では漆喰の他に
沖縄の月桃紙を使った壁紙や無垢の木材、その木材の保護剤である
自然オイルのエゴマ油(荏ゴマの実)を柱や建具、無垢のフローリングに
ご家族と私どものスタッフ総出で塗りこみました。
それもまた今となっては楽しい思い出です。

「記憶の家」のことはHPや僕のブログにたくさん書いてありますが、
内外部空間に優しさや家族の温もりが満ち溢れたお住まいです。

トレッキングやスキューバなど、大自然の中で過ごすことが、
ご夫婦の趣味ですが、この住まいに暮らすことが大好きで、
一日中家の中にいてもまったく飽きないんだそうです。











































このお住まいには「TOKUNAGA  STYLE」徳永順男さんの
日本のケヤキで作った椅子たちがよく似合います。
岡山県瀬戸内市牛窓に計画した「櫻山居」も土の匂いのする、
どこか懐かしい住まいでしたが、この「記憶の家」も
そんな匂いとゆったりした時間に包まれているお住まいです。

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