2014年6月24日火曜日

ヤマモモの実る頃



昨日、長くプランを温めている「夢の続き」のお施主様のお宅へ
小さな工事の立会いに出かけていました。
広い、本当に広い庭には色々な種類の木々が鬱蒼と茂っていますが、
丁度今の季節は「ヤマモモ」の果実が結実する時期。
写真のように深紅色の果実が古樹にたわわに実っています。














この実を狙って多種の野鳥が飛来します。
作業をしている間、木陰の庭石に腰を下ろしていると
頭上のモミジの中に小鳥達が枝に付く虫を
啄ばんでいるのが見えました。
よく見るとメジロたちでした。
こんなに群れで木々を渡っていくは初めてみました。
自然豊かな環境だからこそ、見ることが出来る風景で
ちょっと和みました。

北摂で進めている「削ぎ取られた風景」の現場では
擁壁工事がおおかた終了しました。




























コンクリートの素地が見えている部分は高さ2m程ですが
深いところは地中に2mコンクリートの擁壁が埋まってます。
つまり、高さ4mほどのコンクリート壁になっているわけです。
この擁壁工事だけで4ヶ月ほど時間がかかりました。
まだこれから5ヶ月ほど建築工事を行なう予定です。

そのお施主様と本日は神戸市東灘区の住吉川沿いの高台にある
岩盤浴専門のメーカーショールームへ伺ってきました。
建物内に岩盤浴スペースを計画しているためその内容を確認し、
どのようなタイプを導入するか検討します。


大きな住宅1棟のあちこちに岩盤浴用の設備がレイアウトしてあります。
一般の岩盤浴はベッドに横になり、身体を温めて汗をかく
デトックス効果がメインのように思われがちですが、
それ以外にもヒーリング音楽と微量の放射線を出す鉱物と組み合わせた
ソファやデイベッド・信楽焼の浴槽にパウダー状の鉱物を練りこんだものなど
多種多様にあるようですが、もともとはオーストリアのバドガシュタイン鉱石や
日本では玉川温泉がその微量放射線を利用した湯治などがルーツのようで
現代ではその鉱石に類似したものを組み込んだものが岩盤浴として
営業化されているようです。

写真のタイプは鉱石を練りこんだ半屋外の浴槽とジェットバスを組み合わせたものと
中央に敷かれたバドガシュタイン鉱石の上に横になり、上からはレインシャワーを
浴びるもの。僕にはまだよく理解できませんが、ご興味のある方は
 www.healing-relax.com へアクセスしてみてください。

他にも京都の「新しい京都時間の佇まい」は仕上げ工事が毎週打合せ、
同じ京都市伏見区のイタリアンバル「大扇食堂」は明後日、完了検査
敦賀の「linea parallela」は明日が基礎配筋検査
和歌山県新宮市では基礎が終わり、上棟前の準備
大阪市北区で工事中の「扇町公園プライマリーワン」では
意匠関係の詰め作業中です。

忙しいということは本当に有難いことです。
何事もポジティヴに考え前へ進むしかありません。。。。

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