2014年5月3日土曜日

タイルあれこれ



ゴールデンウイークの最中、
一人黙々と仕事をしておりますが、
こんな境遇の方も多いと思います。
特に設計を生業としているアトリエ派の建築家の方は
じっくりと考え事やエスキース・図面が描けるので
落ち着いて仕事が出来ると思っている方が多いのではないでしょうか。。。。。

今日はスタジオクランツォで使用する美しいタイルをいくつかご紹介します。

まずは大阪北区扇町で建設中の集合住宅の一部に使用するタイルです。
もうタイルというよりチョコレートと言った方がよさそうな
ガラスのモザイクタイル。美しいです。
日本の小紋柄をモチーフにしたそうですが、ルイヴィトンなど
ヨーロッパのデザインにはとても興味深いものなんでしょう。
エントランスロビーに入るとまず目に飛び込んでくる
アクセントになるはずです。
まだ正式販売前なので大きいサンプルが用意出来ませんでしたが
クライアントにお見せしたところ、即座に承認して頂きました。














続いて大理石(セルベシャンテ)模様の600角鏡面タイル。
とても上品でどんなインテリアにも合いそうです。
少し広めのリビングダイニングでないと
大判タイルのよさは発揮できないかもしれませんが
一目見て気に入って、床をタイル貼りにしたい
お客様にお奨めしています。
海外製品ですが入荷が不規則なようで在庫確保が大変です。
でも意外と安価なんですよ。このタイル。
使用予定のクライアントの皆様の分はなんとか確保しました。。。














そしてこちらは玄昌石柄といわれる
ブラックスレートをイメージした300×600のタイル。
普通の玄昌石タイルですとデコボコしたマットな感じで
和の雰囲気になりやすいのですが
こちらは凹凸の凸部分をフラットに削り落とし
その部分をポリッシュ(光沢)仕上にしてあります。
とても複雑な模様が浮き上がり、存在感があります。
京都で工事を進めている「新しい京都時間の佇まい」の
外壁の一部に取り付けますが、現在国内在庫が無く
生産国のポルトガルから船で運んでいます。
今インド洋あたりでしょうか。。。


















他にも色々新商品があり、使ってみたいと思ってますが
まずはお施主様とデザインの共通認識がしっかり出来ていないと
なかなか承認して頂けません。

今後は木質系の床材にももう少し目を向けたいと思っています。

0 件のコメント:

コメントを投稿