2014年4月19日土曜日

新宮再び



木曜日、住まいの打合せのため半年振りで
和歌山県新宮市を訪れました。

南紀は初夏そのもの。
丁度今の時期は大潮にあたるので、岩場が露出し
海岸や磯では貝類や海藻の収穫時期になります。

車窓から見える風景の中には、
天日干しされているヒジキや、
普段海中にある磯に出かけ海の贈り物を
採られている方たちを多く見かけました。














南紀を走る「くろしお号」のボディカラーも初夏の光のせいで
とても色鮮やか。海岸沿いを走るこの電車を海から見ると
風景にぴったりハマっているんでしょうね。




























こちらに来ると、やはり九州の気候と似ているところがあり
気持ちがゆったりします。

僕は北陸・金沢にも8年ほど住んだ経験があるのですが、
冬が終わり春の花が一斉に開花するこの時期は
すべての人が心待ちにしている歓喜の時で、
冬の厳しさに抑圧されていた人々が開放感に溢れ
季節の到来を喜ぶ姿に、本当に心打たれたことがありますが
南紀は春到来というよりもいきなり初夏が来るという
感じでしょうか。。。。

むっとするほどの「草熟れ」は力強い大地の
生命力そのもののような気がします。














宿泊する余裕も無く最終の「くろしお」で
大阪へとんぼ返りですが、
明日金曜日はTV収録で大阪に来る加藤君とY君達と
久しぶりに食事をします。

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