2014年3月27日木曜日

白熱する論議



写真は「新しい京都時間の佇まい」で使用予定の
天然木ツキ板のサンプル。
玄関からリビングへ入る入口周りを、天然木のツキ板パネルで
構成するのですが、その素材をどんな木にするか検討するために
用意した見本です。

左上から時計回りに「マコレ」 「マホガニー」 「ウォールナット」
「サペリ柾目」「リアルテックサペリ柾目」 「ホワイトシカモア」
濃い色と薄い色の2色に色分けしてますが、
薄い色は素地の色、濃い色は「エゴマ油」を拭取り仕上げにしたもの。














それぞれに美しい色なのですが、内装の基本色がホワイト系になるため
空間のアクセントとして使用します。
床も600角鏡面仕上のストーン柄のタイルなので、
マッチングする色合いを見極めるために2ヶ月ほど前から
色々なサンプルを集めてお施主様と検討中です。




























リビング・ダイニングの完成予想CG。
天井は高いところで5.5m。
リビングの中空を水回りのある南エリアから
個室が集中する北エリアへブリッジが架かっています。
そして、リビングの床下には地階が広がっています。

中庭には円形の浅い水盤と旧建物の庭にあった
座禅石でミニマムな空間を作りますが、
ポルトガル産の600角タイルが和テイストの中庭と
どんな風にマッチングするか、また庭の照明が
ブラック系のタイルの表情をどんな風に
引き出してくれるか今からとても楽しみです。

現在の状況は、構造体が組み上がり、屋根下地
外壁下地の施工中。
完成予定は9月末です。

私どもでデザインした「BW-H」の仕上がりに興味を抱かれ、
設計のお話を頂きましたが、とても住まいに拘りを持たれた
クライアントですので、毎回白熱した論議が続きます。
今日の工程会議も4時間以上。。。。。
お客様の熱意に答えなければいけません。。。。

今週土曜日にはこれまた拘りのゲストハウス
「削ぎ取られた風景」の定例会議。
明日は一日その準備です。

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