2013年11月5日火曜日

「大人の修学旅行」 3



遷宮が終わった伊勢神宮、今回はまず外宮を参拝して
内宮へ向かう事にしました。
僕は外宮は今まで一度もお参りしたことが無かったので
今回はいい機会でした。


















新しいからというのではなく、作られた細部がとても美しく端正です。
僕達の心の中のずっと奥の方にある、何かわからないけれど
そこにまっすぐに入ってくる「力のようなもの」を感じます。
そして木の香り。。。心が本当に豊かになります。

それから内宮へ。
色々な思いや気持ちがあって、言葉では簡単に表現できませんが
素直に日本人は美しいと思いました。
こんなに美しい精神を持った民族は世界にそれほどいないと思います。


















今回はとても素晴らしいインスピレーションをこの地に来て頂きました。

はっとするほど美しい情景が何気ない風景の中にありました。
それはこれから取りかかろうとしている事への素晴らしい序章になりそうです。
もう少し具体的なものになったらまた報告いたします。



大人の修学旅行の最後に松坂へ向かいました。
「Y」君が是非僕達を連れて行きたいと用意してくれてた場所です。
よくよく考えてみると、松坂へは仕事では来ているものの、
ゆっくりしたことはなく、用事が済むとサッサと帰っていたような気がします。

今回は何の損得勘定もない友人達との旅でしたから、心にゆとりがありました。
何か今まで堰き止めていた素直な感情のようなものが、何のためらいも無く
溢れ出し、タイムマシーンに乗ってあの頃へ瞬間移動させてくれたようです。
姿カタチは60過ぎのオッサン3人ですが、心は完全に中学生でした。
そんな純粋な感情がまだしっかりと、僕達の中に残っているがとても嬉しかった。

「Y」君が予約してくれてたお店「松坂牛」のすき焼きを頂くことにしました。




























これぞまさしく「大人の修学旅行」。
楽しかった時間は直ぐに終わりを迎えます。
早く感じるほどそれは有意義だったということ。
「Y」君、本当にありがとう。美味しかった。特に3人で食べたからなおさら。。。

近鉄松坂駅のプラットホーム、名古屋経由で東京へ帰る「加藤」君より
大阪行きの特急が早く発車します。
ベンチに座って見送る彼を見ていると、映画「スタンド・バイ・ミー」の
最後のシーンがダブります。
ドアがゆっくりと閉まり、「元気で!、また会おう」そうつぶやいた瞬間、
僕はまたタイムマシーンに乗って現代へ戻って来てしまったようです。
















次は、京都で会いましょう!

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