2013年6月19日水曜日

佳境



昨日は「碇を下ろしたフロートハウス」の中間検査でした。
私は所用で新宮へは行けず、替わりにスタッフのK君が立ち会いました。
無事何事もなく検査は終了しました。

あとは9月末完成に向けて突き進むだけです。
南東方向からの佇まい。
左の一段高くなっている屋根の部分はご主人のシアター専用ルーム!?
写真ではわかりませんが、北西方向に2階部分が1mほど飛び出す構造で
ライトアップするとふんわり2階が浮遊しているように見えます。















近くから見るとこんな感じ。天窓とハイサイドライト。。いい感じです。














ガルバの屋根もきれいです。














一歩先行して工事が進む名古屋の「抱きしめられる家」
「碇を下ろしたフロートハウス」は建物のデザインコンセプトが
外に開く住まいですが、こちらは外に閉じる住まい。

床面積もほんとんど同じくらい、施主の年齢も同じくらい。それに
「抱きしめられる家」のご主人と「碇を下ろしたフロートハウスの」奥様は
同じ茨城県のご出身。。。不思議です。。。
でも内外部デザインはまったく違います。

リビングに穿たれた天窓。日中はこの窓からだけ良質の光を取り込みます。


















玄関ホール上部に開けられたスリット窓。
冬至の太陽光線をキッチンまで導くための窓です。


















南西の出隅壁面をシャープに切り裂く特注金物。
スクエアな建物に表情を付けるためのデザインです。


















軒裏も斜めにカットして大きな庇を作っています。
夜間はこの壁を床からライトアップするので、美しい表情が出来ると思います。














来週からはこの建物の最大ポイント、コールテン鋼をリン酸処理した
H2700のパネルが1階、2階それぞれに取り付けられます。
8月には完成予定ですが、その佇まいは周辺に凄い存在感となるでしょう。

確認申請が受理され着工待ちの「ゆらぎの情景」、
それから旧建物の解体が終わった芦屋市の3階建て住宅「眺めを楽しむ家」、
そのお施主様と偶然にもお知り合い同士で、来月旧家屋の解体が始まる
「新しい京都時間の佇まい」地下1階地上2階の住宅を実施設計中。

実施設計が進む北区南森町の13階建集合住宅「扇町公園プライマリーワン」等
スタッフがそれぞれ手分けして作業を進めております。

何事も一生懸命、お客様に尽くすこと。。。。
それがスタジオクランツォのスタンスです。

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