2012年12月24日月曜日

感動!熊野牛



夏の終わり頃、「碇を下ろしたフロートハウス」のMさんから
「今年、良い肉牛が育っているので時期が来たら送ります」と
仰ってくださってた。

その熊野牛が22日送られて来ました!
僕達が食事会を23日にするとお伝えしてたのですが、
その日に合わせて熟成させ、最高の状態で食べることが出来るよう
ちゃんと配慮して下さってます。
受け取ったその足で調理をお願いしている「松弥」さんに運び込んだ。















Mさんご家族はお祖父さんの頃から牧畜をされていて、今は三代目。
毎朝牛達の世話し、午後からは自社生産の牛肉を中心に販売する
家族経営の精肉店を手伝われてます。

その丹精込めて育てた牛肉を送ってくださった。
開封してみてびっくりです。ロース肉とイチボが塊で入ってました。














こちらは「イチボ」














肉を見るなり「松弥の中井さん」はこれは凄い!いい肉です。
脂質がとてもいい。きれいにサシが入っているより
こんなに脂と肉がランダムに混ざっている方が僕は好きだ。
赤身の肉の中に脂が入ってるから絶対美味しいと話されました。
23日、いつもここで食事を楽しむメンバーでこの肉を頂くことに。。















お肉はいくつかのブロックに切り分けられ調理されることになりましたが、
サプライズ食材として他のメンバーには何も話していませんでした。

本日のメインで登場した熊野牛を見て、みな感嘆と驚きの声!
さてこれから調理が始まります。
写真を撮るのにちょっと切り分けてもらったお肉。
綺麗でしょう?熊野牛は脂の融点が低いのでどんどん溶け出します。
この脂、見た目以上にさっぱりしてて、本当にさらっとしてます。















塊のまま炭火で焼いてもらうのですが、山葵、柑橘醤油、岩塩、
土佐醤油、葱とスダチ、辛味大根、それに焼いた下仁田ネギを
すり下ろしたものを用意していただき準備万端。














お肉は串に刺し炙り焼にしました。
「シンプルな調理方法が一番美味しいと思う」と中井さん。














焼きあがったお肉はこんな感じです。
左がイチボ、右がロース、「おおっーと」あちこちから歓声が上がります。
























































口に入れた瞬間、上品な脂の香りがいっぱいに広がります。
そしてさっぱりしてて、しつこくない。感動する味です。
Mさんご家族の牛達に対する真摯な姿勢と
温かく見守っている愛情が伝わってきます。

焼いて食べるだけではなく、こんな食べ方もいいかもと
出してくれたのが肉豆腐。










































これを鳥取産有機栽培のコシヒカリに乗せて食べてみました。
これも本当に美味しい!ブログ書いてる傍から
またこのお肉食べたくなってしまいました。

言葉では表現できませんが、本当に素晴らしいとしか言えない。
中井さんから「山口さん、お客様と本当にいい関係を持ってますねえ
羨ましいかぎり!是非お会いしてお肉の事色々お聞きしたい」と。

有難うございます。Mさんに感謝です。新宮に足向けて寝られないな。
来年春にはいよいよ着工しますが、このお肉のように
「素晴らしい!最高の家だ」とMさんご夫妻から褒めていただかないと。。。

残ったお肉、お店にもお裾分けして少し自宅にも持ち帰りましたが、
今日はどうやって調理しよう。。。悩むなあ。

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