2012年8月22日水曜日

「ゆらぎの情景」


昨日、新宮市でプレゼンを行う予定で新大阪駅へ向かいました。
9時過ぎの新宮行き特急に乗車予定でした。

発車の20分ほど前に人身事故が発生して、電車が動かず
結局1時間40分遅れで動き始めました。
新宮まで特急で4時間かかります。
お客様には事情で遅れる旨連絡したのですが、
紀伊田辺近くまで走って、今度は途中駅の古座までで
その先は運休すると車内アナウンスが流れました。
「えっ!新宮まで行かないの?」と驚いた乗客たち。
串本から各駅停車に乗り換えて新宮まで行ってくださいと
冷たい一言。。。。紀勢本線ではよくあるようです。
以前にもスタッフが新宮市役所に打合せに向かった折
現地が悪天候で白浜駅で運転打ち切り。。
その時は振替バスで新宮まで向かいました。

お客様にまた連絡しました。
「新宮到着が夕方4時くらいになります。。。」
正直、気持ちが萎えそうになりました。
でもお客様から待ちますと連絡があり、
気持ちを取り直し新宮へ向かいました。

















前日の夜までかかって作った模型をどうしても
ご覧頂きたかった。。。
初めて敷地を見たときの印象がそのまま模型になりました。

太平洋と足元に横断する熊野古道を見下ろす、
海側に突き出たバルコニー。そして反対方向には
新宮の街を見下ろすテラスが設えられた特徴的な住宅です。

いくつか配置された空間の隙間を通してゆらゆら揺れる
蝋燭の炎ように海や街を眺めることができます。
あちらこちらから風景、光、風、海の音が強く、弱く
侵入してくるような「ゆらぎの住まい」そんな住宅を
目指したので「揺らぎの情景」となずけました。

クライアントご家族とコンセプトや提案プランの
お話をさせていただき、気が付いたら夜7時を廻ってました。

当然大阪へ帰る電車はもうとっくに出た後。
そのままホテルに宿泊して、始発の特急で帰ることに。














奥様から新宮名物の鈴焼をたくさん頂きました。
帰りの電車の中で少し頂きましたが、
やっぱりこのお菓子美味しいですよね。。


















王子が浜を走る列車に朝日がまぶしく
なんだかとても清清しい気持ちで帰れました。

帰ったらまた来週打合せのプランを考えないと。。

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