設計者は住まい作りにトータルで関わるべきだと思っています。
空間だけでなく植栽、照明、家具やカーテンなどの調度品もお施主様と
一緒になって考え、トータルな視点で設えなどの提案をすべきだと思います。
本日は空間の最後の仕上げ、窓周りの装飾と家具の検討に
お施主様とインテリアショップ巡りをしました。
まずは窓周りの仕上げを決めるためにファブリックの専門店へ。
インテリア生地の事はわからないという訳にはいきません。
25年程前インテリアファブリックの商品開発みたいな仕事もしていましたので、こんな打合せは嫌いではありませんし、
ショップの担当者にインテリア設計の趣旨も伝えなければなりません。
今回は壁面がすべてシックな塗装仕上げなので、シルクタッチの
ファブリックをセレクトしています。
それに合わせるタッセル選びも熱が入ります。
やはりヨーロッパ製の生地は色合いが日本製とはまったく違います。
微妙な色合いは輸入物ならではの光沢がありとても上品です。
ある程度セレクトしましたので近々現場にて色あわせをします。
輸入物は縫製が終わるまでに1ヶ月以上かかるため、
早めの発注が不可欠です。竣工をにらみながら発注タイミングを
お客様にアドバイスします。
その後ダイニングテーブルを見に「カッシーナ」へ。
ソファやダイニングチェアは決めていたのですが、
テーブル類がなかなか決まらず保留のままでした。
先に選んである「マリオ・ベリーニ」のキャブチェアに合わせる
ダイニングテーブルの検討です。
インテリアテーマは「クラッシックの中のモダン」です。
セレクトしている素材すべての個性が強いので、
ケンカしないようにバランスを取りながら洗練された空間を作っていく。。。
今日はなんとなく建築から少し離れ、インテリアデザイナーのような
仕事をしましたがそれはそれで楽しい。。。デス
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