2012年3月8日木曜日

好敵手!?






大阪北区の老松町通りの東側入口近くに、今勢いのあるフレンチの名店が2軒ある。
シェフは二人ともまだ若いが、非常に実力のある人たちだ。

料理についてどちらがどうこうとコメントするつもりはまったく無いが、
片やエネルギッシュでパワーがあり、他方は繊細でシェフの美意識が
皿の上に表現されている。




「ユニッソン・デ・クール」
偶然にも1週間おいて2つのフレンチを食べる機会があった。
近所なので互いに意識しない訳にはいかないだろうが、
こうやって2つのお店の料理を並べてみるとまったく違う。
コンセプトも見た目も味もことごとく違うのだからとても興味深い。




「アキュイール」
自分の仕事(建築)に置き換えて考えてみた。
僕には「好敵手」といわれる人がいるのだろうか?
年齢的に近い、経験値が似ているなど、そんな人たちは大勢いるが
果たしてそれは「好敵手」といえるのだろうか?

自分にとって設計に関わる人たちは年配者も若手もすべて意識している。
「好敵手」というレベルではなく、みなすごいなあ!よくそんなこと思いつくなあ!
そんな感嘆する言葉ばかりが浮かんでくる。
もっと頑張らなきゃ!もっと本を読もう、建築を見よう!そんな意識がある間は
進歩出来るのかも知れない。先へ進めるのかもしれない。

年齢や肉体はどうあがいても老いていくけれど、脳や精神は衰えるとは限らない。
そんなことを考えながら毎日を過ごすのも楽しいものだ。

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