2012年1月26日木曜日

カモシヤ クスモト






先日、友人の誕生会がありました。

誕生会をするような歳でもない、世間ではオジサンの部類に入るのですが
そんな会あまりしてもらったことがないというので、女性も参加して頂いて
彼の思い出に残るような楽しい会になりました。
場所は本当に久しぶり(2年程伺ってなかった)の福島「カモシヤ・クスモト」さん。
ずっと続けている「食の巡礼、元気にしてます!顔見世興行」の一環です。。

シェフの奥様からは山口さんいつもお世話になってます~。と言われたものの
いやあ長いことご無沙汰で。。。えっそうでしたっけ?なんて上手いなあ。楠本さん!
相変わらずご繁盛のようで、この日も当然満席です。
雰囲気はちょっとBARのように見えます。同行者達はみな初めてだったので
ちょっと緊張したそうですが。。JAZZが流れ空間もシックで大人のお店ですよね。


ふぐの白子と骨の部分を軽く味噌焼で。手でしゃぶりつくのが美味しいです。

ラングスティーヌ(赤座海老)のカダイフ巻き。カレー味のソースでした。
そして本日のメインはこちらの一人鍋。
何だと思いますか?お肉に間違いないですが。猪ではありません。

実は岐阜県養老で獲れた「若熊の脂身」。
これをすき焼き風のお鍋にしていただきます。
誕生会のメニューぽくはないけど、主賓はまあオジサンだからいいか!?
熊鍋は奥飛騨あたりに旅すると地元の旅館、民宿ではよく夕食に出てくるので
そんなに珍しいものではありませんが、熊の脂身は本当に美味しいですよね。
特に冬眠前の栄養をたっぷりと蓄えた脂身は獣臭さがまったくありません。
むしろ芳醇な香りが広がり旨みも凝縮してなんともいえない甘味さえ感じます。

カモシヤさんはパンが美味しいので、とても期待して待ってたのですが
なかなかサービスされないので、痺れを切らしてパンは止めちゃったの?
と聞いてみたら、今日は料理に合わせてリゾットにしましたとのこと。。。
う~ん残念。また来なくちゃいけないじゃないですか。すごく楽しみだけど。。。

あまり騒がしく出来るようなお店ではありませんが、喧騒な都心から少し外れた場所で、
カモシヤ(醸しや)の名の通り醸造酒のみをサービスする大人のレストランです。
僕たちの姿が見えなくなるまで、お見送りしていただきとても気持ちよかったです。
楠本さん、ご馳走様でした。

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