2012年1月15日日曜日
溶融亜鉛めっき リン酸処理
現在計画中の集合住宅プロジェクト。
建築予定地の周辺環境を考え、和のテイストを組み込むのですが
今回コールテン鋼とともに好きな素材の一つである、
「溶融亜鉛めっき リン酸処理」した鋼板をデザインポイントに使用する予定です。
溶融亜鉛めっきはブリキのトタン板とかバケツを想像していただければわかると
思いますが、その亜鉛めっきに化成処理をしてリン酸亜鉛の結晶被膜を
生成したものです。
下の写真がそのサンプルなのですが、淡灰色~濃灰色の安定した色合いを
表面に浮き出させ、ブリキの輝くようなシルバーを落ち着いた色に定着させたものです。
リン酸亜鉛皮膜は塗装に比べ退色や剥離がなく安定しています。
皮膜の色合いも無色のリン酸亜鉛結晶が光の反射を変化させ、
見る角度や光の量により色合いの変化も生まれます。
この素材を玄関ドアやその他のエントランス周りのデザインに使います。
存在感のある美しい材料ですので、建物全体のバランスを考えながら
この素材がより際立つようあれこれ思案中です。
それから
2月4日(土)・5日(日) ASJ京都南スタジオ主催
「第24回未来をのぞく住宅展」に参加します。
場所 イオンモール京都 KOTOホール
京都市南区西九条鳥居口町1番地
JR京都駅、近鉄京都駅に近接してますので
お近くにお越しの方は是非お立ち寄りください。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
この素材感、大好きです♪♪
返信削除