2011年11月25日金曜日

秋の京都(夜編)






さて昨日の続編京都の夜ですが、このブログだけは親友「HISASHI」一人のために書いています。

サンフランシスコへ戻るとまた何年かは会えないと思いますが、
京都の楽しかった思い出をいつでも見たいし、アメリカの友人達にも見せたいという彼の思いもあって
仕事中にもかかわらず必死で書いております。

祝日の夜、何年ぶりかで祇園下河原にある創作料理「よねむら」へ彼と出かけました。
本当に久しぶりだったのですが、相変わらず繁盛しております。
彼のために食べた料理をすべて掲載しますが、「よねむら」さんらしいアイデアの詰まった
品々には感心させられます。もう長い間相当数の品数の新作料理を作っているのですから
創作するという意味では似た者同士ですが、その才能には頭が下がります。


京町家を改装したうなぎの寝床のようなお店、
カウンターだけで20人くらい座れるのではないでしょうか。

席に着くとまずは身体を温める一品が。
アミューズは大根をコンソメで煮たもの。お腹が少し落ち着きます。

続いて前菜 ウニ、イカそしてカモミール風味の自家製こんにゃく。

香箱ガ二(雌蟹)と栗のおこわ

的矢牡蠣のグラタン中に自家製パンチェッタが入ってます。
器がかわいいですね。牡蠣とても美味でした。

鯛とミル貝のサラダ、柑橘系のドレッシング。

京都の海老芋とフォアグラ。蜂蜜のソース、黒トリュフを添えて。
トリュフいい香りでした。


ヒレとロース季節の茸とともに山葵で。

スッポンスープの葱ラーメン。体が温まります。

若い料理人達が元気よく動いています。火口の横に貼られたお札が京都らしいですね。
右端にシェフが映ってます。

「よねむら」名物〆カレー。お腹いっぱいといいながらまた食べてしまいます。

ざくろ入りのグラニテ。

大きな渋皮煮の栗が入ったモンブラン、ジェラート添え。

「HISASHI」とは20歳から、もうウン十年の長い 付き合い。
互いに色々な事があったが、こうして一緒に至福の時間を共有できることは幸せだと思う。
いつも「サンフランシスコへいつ来るんだ?」と催促の電話ばかりだが、
損得抜きの付き合いが出来る友人は数少ない。
互いに死ぬまでの付き合いだなと、冗談を言いながら杯を傾けた。

食事の後、すぐ横手にある八坂神社の境内を散策したのだが、
「やっぱり京都はいいなあ、ここに住もうかなあ」と言ってたけど、
以前イタリアを二人で旅したときも「ローマに住もうかなあ」なんてと言ってたし。。。
人生に成功しているのだから、あちこちにアパート買ったら?
僕は管理にちょこちょこアパート行かせてもらえばいいんだけどね!

久しぶりに楽しい休日でした。この次はどこで会えるかわからないけれど
その時まで元気で!それから本当にご馳走さまでした!!

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