2011年11月18日金曜日

炭酸煎餅と湯せんぺい








四世代家族の家では明日引越しがある。

それで、最後のチェックに神戸市北区有野台の新居に伺った。
銀杏並木の街路はこの季節が一番美しい。
この黄色はなんともいえない心を豊かにする色に見えてしまう。
この坂を少し下ると四世代家族の家が見えてくる。

近所の庭にはたわわに実った柚子が。。。これも美しい黄色。


住まいの写真はあらためて紹介しますが、
ご家族皆さんに照明計画がとても気に入ってもらえたようで
特に夜間の外部照明が素敵だそうだ。一度夜来ないとね。

そうそう、この現場に来るたびにいつも寄ろうと思いながら行けなかった
有馬温泉に今日こそは行こうと思った。
いやいや温泉に入りに行くのではなくて、炭酸煎餅を買いたかったのです。

駅を降りると炭酸煎餅の宣伝もたくさんあるのだが、
最近、写真の 「かりんとう温泉饅頭」が流行っているらしい。
お腹も空いていたので思わず買ってしまった。
これ結構美味しいです。外はパリッとしてて中は柔らかい。
お行儀悪いけど、温泉街を歩きながらパクついてしまいました。

今日のお目当てはこれ「三津森屋」さんの炭酸煎餅!
素朴で、シンプルで飽きない味。それがいいんですよ!


お店も風情があります。店構えからするとなんとなく入りたくなりますよね。



ミラノのコルソコモで買った皿に盛ってみました。
煎餅がゴールドメダルのように輝いてる!?



実を言うと僕の故郷、長崎の雲仙温泉にも似たような煎餅があるんです。

「湯せんぺい」という大きさは直径15cmくらいでしょうか、炭酸煎餅は10cm程だから

ちょっと大きいかな。

この「せんぺい」せんべいという言い方ではないんです!センペイ です。

九州は濁らない言い方が多いのですが、パッケージにも書いてあるでしょ。

子供の頃、このせんぺいが大好きで、この包み紙の絵柄もお気に入りでした。

小学生の頃、僕は「地図帳オタク」で暇さえあれば地図を眺めてました。

せんぺい食べながらこの絵柄を見るのが楽しみで。。。。



(写真雲仙小浜観光協会HPから転写)


炭酸煎餅は有馬温泉の炭酸が入ってるそうですが、

湯せんぺいは雲仙の小浜温泉(海岸沿いに温泉が湧いてます)の塩水温泉が入ってます。

だからちょっと塩味がする。

パッケージも煎餅のデザインも都会に近い有馬の煎餅ほど決して垢抜けしてないけれど

懐かしく故郷を思い出すとても素敵な味です。

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