2011年9月19日月曜日

蛇籠の石と曼珠沙華


今日は敬老の日、皆さん3連休を楽しんでいらっしゃるでしょうか?

たつの市の「記憶の家」では住宅を建築する前の先行工事として、
敷地南側の境界に蛇籠とコールテン鋼を組み合わせた塀工事を進めています。

連休前、施工会社より一籠だけ栗石を積んでみたので、
石の大きさや色目の確認をして欲しいと連絡がありました。

今日は午後から雨になると天気予報でもアナウンスしてました。
石が濡れると色目が変わって確認できなくなりますので、あわてて電車の飛び乗ってきました。

この栗石は地元たつの市の採石場で仕入れたものです。
その採石場もこの石を最後に山を閉めるそうです。
地元の石を使いたかったので、なんとか間に合いました。

この辺りの石は青石ばかりと聞いていたので、全体がグレーになるのではと
心配していたのですが、イメージに近い色の組み合わせでした。
これでゴーサインが出せます。
21日には加工したコールテン鋼も入荷します。

この蛇籠を3段積むのですが、万が一の崩落防止のため、
蛇籠内部に支柱を建て籠を固定していきます。(写真後部の茶色の柱がそうです)

下の写真は組み立てる前の蛇籠フレーム。明日から一気に蛇籠を積み上げていきます。

近所の田んぼではもうすぐ稲刈りが始まります。
秋なんですね。来月早々には近くの神社でも秋祭りが行われるそうです。


畦道では彼岸花(曼珠沙華)が咲き始めました。
この花、群生している姿を遠くから見ると美しく趣があっていいのですが、
すぐそばでみると案外とグロテスクです。食虫植物のような何か妖しい花です。
この花がお好きな方申し訳ありません。決して嫌いではありませんので念のため。

もともと中国から入ってきたといわれ、花、茎、などに有毒性があり
野ねずみやモグラを寄せ付けないために田畑の傍に植えたとも言われ、
またでんぷん質が多いため無毒化して飢饉時の救済食にしたとも言われています。

そういえば小さい頃、稲刈りの時期に手伝いに田舎の祖父のところへ行くと、
毒があるからこの花を摘んではだめだとよく怒られました。


自然が残っているところはいいですね。他にもムラサキツユクサや
名前もわからない小さな野草が土手に咲いていて、川面にはハヤが群れています。

Yさんのお子様「マー君」もこの地でだんだん野生児に育っていくんだろうな。

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