2011年7月24日日曜日

週末



いつも僕はのんびりしていて、あまりアタフタとしていないと自分では思っているのですが、
今週末は幾つかの所用が重なりいつになくバタバタしました。

天気が曇りがちでなかなか現地調査に行けなかった神戸の土地を
土曜日やっと見に行くことが出来ました。
写真では解らないことが現場に行くとすぐさま解決しますからね。
本当に「百聞は一見に なんとか」です。
敷地近くには好きなノウゼンカズラの花がパラパラと散ってました。

午後からは「三世代家族の家」の現場へ。
今月27日が上棟式でその準備のため足場を組んでます。
とても暑い日でしたので、現場は大変です。
しかしここは六甲山の北側で流れる風が少し涼しい。木陰に入ると気持ちいいいです。
きれいなベタ基礎が出来上がっていました。

そして本日は「海に背を向ける家」の地鎮祭の日。

王子公園に沿って木立に囲まれた遊歩道があり、
うるさいほどの蝉しぐれのシャワーを浴びながら現場に向かいます。
途中、ロッククライミングの練習場や木陰のベンチなどもあり、
やはり神戸の山手はいいなあとつくづく思います。
この辺りから芦屋、西宮にかけては街にゆとりがあることを感じます。


        

お施主様Mさんと初めてお会いしてから、1年に近い歳月があっという間に過ぎて行きました。

Mさんが「やっとここまでたどり着きましたね」と感慨深げに仰られましたが、

いつも仕事の帰り道事務所に立ち寄っていただき、ご夫婦ご一緒に打合せを続けてきました。
          
その地鎮祭でとても嬉しかったことが2つありました。



一つは今日地鎮祭参加できないご両親とお子様達の写真を奥様が用意されてて、

一緒に祭事に参加していただけた事です。


そのお気持ちは当初からしっかりと平面計画の中に反映されていて、

それぞれのお子様達が遊びに来られても対応できるような部屋をちゃんと用意しました。


もう一つはご主人が小さい頃遊んでた鉄道模型を、お父様が大事に保管されていたようで

先日それを実家に探しに行かれ、埃まみれの模型を持ち帰ったと嬉しそうに話されたこと


以前のブログにも書いたことがあるのですが、少年の頃の楽しみをずっと忘れないで

持ち続けておられ、新築を機にもう一度その趣味にチャレンジしようとされている

「純粋な心」が胸に響きました。

男は「少年の心」を絶対忘れたらダメだと思います。それは素晴らしい事だと思います。 

「海に背を向ける家」で唯一眺めのいい部屋があります。

多分そこはご主人の少年時代「やり残した、やりたかったこと」を満足させる部屋に

なるのでしょうね。

高い木の上に作った秘密基地のようなものですね。Mさん!


午後からは9月に着工を予定している「記憶の家」のYさんご家族と打合せ。

昨夜、ニュージーランドから戻られたばかりで、ちょっとお疲れ気味でしたが

打合せも終盤であともう少し。頑張りましょう!実施設計図もあと数日で完成です。。。


僕も少し疲れました。そういえば長い間週末を休んでないよなあ。

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