2011年7月10日日曜日

唐菜房  大元








2ヶ月ほど 前、お客様の「KOさん」から「普通の中華を食べに行こう!西天満 松弥 の大将の
友達だから 美味しいと思うよ」とダメ押しの一言を言われ、わかりました予定入れておきますね!と
返事をしたものの 中華は人数が多いほど美味しいから、お酒が飲める人がいたら
誰か連れてきてとお願いまでされていたのです。

で、友人の中では一番大食漢で飲める「S君」に声を掛けたら絶対行きます!とのことだったので
満を持して出かけた。「S君」はランチに一度来たことがあると話していたのだけど、
その時はあまり印象がなかったとお店へ向かう途中話してました。
まあ「KOさん」が絶対美味しいと言うんだから、「S君」が言う事よりそちらを信じるよ。

お店に着くともう「KOさん」はチンタオビールのプレミアムを飲みながら僕らを待っていた。
何でも一人急に来れなくなったから3人になったけど、食べれるよね!とおっしゃる。
大丈夫でしょう!と答えたものの、どれくらいの量が出てくるのかわからない!

前菜3種類(若鳥の香味煮、ポークの宝焼、薄くスライスしたあわびのサラダ)を食べた後、
貸切になってる2階席へシェフ自ら運んで来られたのは40cmほどはあろうかという「北京ダック」。
特別にちょっとスモークしてあるそうで、当然皮だけでなく身も食べることを想定して、
しっかり中まで味付けしてあった。そのまま食べてもジューシーで美味しい!

シェフがたっぷり身をつけてスライスして下さる。皮だけしか食べないのは日本人だけだ!とシェフは
しゃべりながらどんどん身を削ぎとっていく。これ1羽どんだけするんやろ?




今日は女性がいなかったので、「KOさん」自ら取り分けしていただいて。。スミマセン!
これは美味しい!少し食べるとスモーキーなフレーバーが口に広がる。
あっという間に平らげたが、さてさて切り取った残りの本体はどうするんだろう?
削ぎとって北京ダックチャーハンにでもしてくれるのか、スープの出汁を取るのか。。。
「KOさん」と論議していたのだが、いつのまにかそのアヒルは消えていた。

その後も50cm程のキジハタの蒸し煮、ドラゴンフルーツの蕾と海老のすり身の蒸し物。
「KOさん」みんなに取り分けた後、ハタの頭と骨は危ないからと言いつつ、全部自分のお皿へ。
それって一番美味いとこじゃないですか!有無を言わさず手でむしゃぶりついてました。
その身とだし汁をご飯にかけて食べようと、茶碗にご飯をよそおってもらい。。

もう、完全に黒ウーロン茶のCM状態です。

女の子いないから気兼ね無しで食べることに夢中になってしました。

男メシって結構いいな!

普通には絶対出てこない「とんでもなく分厚いけれど、ムチャクチャ柔らかいタン元」を
少し煮込んだものなどが次々出てきて、小ぶりのお皿に載って出てきたのが先程の北京ダック。
香味野菜と軽く炒めてあった。
食べてみるとアヒルの凝縮した旨みが口に広がりこれ美味しい!と口々に叫ぶ。


それから激辛麻婆豆腐、さすがにこの頃になるとだいぶ満腹感が。。。これ本当に辛い!

しかし「S君 」、来られなかった人の分まで、最初からずっと二人前食べ続けている。大丈夫かあ?

本人曰く「普段絶対食べれない料理ばかりで、夢の中で食事をしているようで、

満腹感をまったく感じない」って、えっ脳みそが完全に麻痺してる。。。。


その後、僕がもう食べれませんと少しだけ口にした山椒が効いたカッペリーニ風中華ソバをも平らげ

デザートのウーロン茶のプリンも2人分食べきった。ス、スゴイ。。。。

さすがの「KOさん」も感心しまくりでした。。。



この大元のご主人 國安 英二さん「辻調」で20年ほど教えられてた先生だそうで、

とにかく中国全土の料理が美味しく食べれます。やはり只者ではないですよこのシェフ。

親しくなると「もっととんでもないもん」が出てきそうです。

でもあちこちに飾ってある毛沢東のポスターの近くに、必ずマリリンモンローの絵があるんだよね。


お店の2階しか写真撮らなかったけれど、香港ぽい雰囲気でいい感じでした。

エネルギーが枯渇していたので、体の隅までパワーが行き渡りました。

明日からもっと頑張ろう。


でも、本当に「男メシ」いいな!




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