食事をご馳走になっていながらこんな事言うのは大変失礼なのだが、
タイル検品で愛知県、岐阜県に出かけると、何故かお昼は「鰻」というのが定番。
確かに「ひつまぶし」は名古屋の名物だものそうなるか。。でも美味しいですよね、この食べ物。
織部製陶の増田社長が是非食べて頂きたいと、ご馳走して下さったのが多治見市にある「澤千」という老舗。
創業が明治34年だそうで、もう110年程営業されている、地元の名店だ。
鰻は炭火のパリッとした焼加減が絶妙。少し甘めのタレが香ばしい。
「ひつまぶし」はご存知のように最初は鰻だけで、 次に薬味と一緒に、
そして最後にだし汁又はお茶漬けでというのが定番だけど、
ここの鰻はそのままの方が 僕は一番美味しいような気がしました。
するするとあっという間にお腹におさまってしまいました。
お店も改装されて新しくなっていますが、奥には昔のお座敷が残されており、風情があります。
茶室も作っておられるようですが、古いままがそれらしくて私は好きかなあと、
増田社長はおっしゃってました。私はどちらも好きですが。。
多治見のこの辺りは歴史的景観を残そうとされているようで、かっての豪商の住いや店構え、
蔵などが整備されつつあり、時間を作ってもう一度ゆっくり尋ねようと思ってます。
検品のため工場へ向かう途中、車中で社長と色々な話で盛り上がったのだが、
私と同じで食べるものに目がない人らしい。心斎橋「もめん」のご亭主「木綿さん」とも同級生だという。
これから先、食べ物繫がりでまた世界が広がりそうな予感がしました。。。増田社長ヨロシクお願いします。
車中でこの辺りからそれほど遠くない中津川の「栗きんとん」の話になり、私は「すや」の栗きんとんを
取り寄せしてますというと、この近くにも「恵那 川上屋」という美味しい栗きんとん屋があるとおっしゃられ
是非食べてみてくださいと、近くに出店があるからと連れて行ってくださいました。
お店はたくさんの買い物客で賑わっていましたが、さすがにみなさん美味しいものはよくご存知ですね。
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