11月初旬に引越しをされた牛窓の櫻山居を尋ねました。
今日はその前に神戸市北区有野台の計画地を見て、
それから時間があればたつの市の計画地も
牛窓の帰りに寄り道しようかなと欲張りな予定を立てました。
この三箇所は車を使うと中国道、山陽道、ブルーハイウェイと1つにつながっているのです。
来年はこのルートをよく利用することになりそうです。
有野台の計画地ではびっくりしたこともあり、面白いので次回のブログで書くことにします。
さて櫻山居ですが、引越しされて1ヶ月が過ぎ、荷物もだいぶと片付いてきたそうです。
そこで今日は施主のお母様のご趣味を少し紹介したいと思います。
本当に、良いものを見つけ出されるセンスは驚嘆するばかり。。。
その前に、今日の櫻山居は空気が澄み建物がとてもシャープに見えました。
寝室の設え、障子紙は「徳島拝宮和紙」中村功さんの手漉き和紙です。
お母様からどうしてもこの和紙で障子をとのご要望があり、
櫻山居はすべてこの和紙で貼っています。
ほのかに「きなり色」で影のにじみ具合が素晴らしいです。
何か懐かしさをとても感じる優しい色と質感です。
ではでは小物類を少し紹介させていただきます。
左は通り土間の収納上部に設けられた飾り棚。
色々な民芸品が並ぶ中、糸巻きにのせられた兜。
どうもお母様が家の魔よけに置かれたのではないかな?と。。。。
右は田舎箪笥の持ち手にブロンズ製の「痩せ蛙」がぶらさがっています。
楽しい遊び心です。カワイイでしょ?
左はどこの国製だったか忘れてしまいましたが、階段吹き抜けの照明器具。
夜になるとほのかな明かりを灯します。
右はアンティークのディコイ。階段にちょこんと座りゲストを迎えてくれます。
左は暖炉の後ろ、版築のところに置かれたディコイやアンティークの小物
右の白熊は北欧のデザイナーの作品でしょうか、フォルムがいいですよね。獲物を見つけたのかな?
たくさんディスプレイしてあって、とてもすべてを紹介することは出来ませんが、
本当に選ばれるセンスが素晴らしい!です。
キッチン廻りはまだ片付け中とのこと。
ポーゲンポールのキッチンと壁のウォールナット板材がよくマッチしてます。
床はイタリア製のダークグレー400角タイル。光が当たるとダークブルーに見えます。
今日はこのキッチンに組み込まれているエスプレッソマシーンでコーヒーを淹れていただき
持参したスラヴァのアベマリアを「バング&オルフセン」のCDプレーヤーで聞きながら
ピクチャーウインドウに写る雑木林を二人でボーッと眺めてました。
左手から右手に雑木林を色々な鳥達が鳴きながら渡っていきます。
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