2010年9月29日水曜日

完成間近




牛窓の「櫻山居」へ仕上の検査に行ってきました。

朝11時頃現場へ到着して、玄関土間へ入った瞬間
吹き抜けから差し込む太陽光と、土間の南側にある
ハイサイド窓から柔らかな光がこぼれ落ち、
ワラスサ入りの珪藻土の壁に美しいシルエットを作っていました。

実をいうとこれは設計時に計算していた光景です。
上手くいきました。やれやれひと安心です。


アプローチから見上げる山櫻とクヌギの大木。
左端の黒っぽい柱は電気の引き込み柱であるH型鋼。
細いポールは仮設ですので完成後撤去します。
右の写真は北側の木立に包まれている「櫻山居」。実をいうとこの足元に古墳があります。
 

土間に薪暖炉が据付られました。今年の冬はこのストーブを囲って
酒が酌み交わされるのでしょうか。床は黒のスレートなのですが
まだ養生をしてあります。
外玄関は焼杉を使った折上げ天井にダウンライトが仕込んであります。


2階の展望風呂の浴槽に座って西側の風景を見てみました。
日々夕陽が沈んでいくの眺められます。羨ましい風景です。
道路向かいのオリーブ畑では随分実が大きくなってもうすぐ収穫のようです。


また一つ建物が完成していきます。
工事に携わっている職人さんたちにはとても好評らしい「櫻山居」
施主のKさんご家族に気にっていただけるといいのですが。

少しずつ秋の気配を感じる牛窓です。









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