牛窓の現場では階段取り付けが始まりました。
スチールの丸棒で段板を支えます。
またそれが万が一の落下防止として機能します。
もう完成が見えて来ました。外構周りの工事も始まっています。




ダイニング床はダークグレーにブルードットがランダムに入った400角タイルです。
床暖房がこの下に敷きこまれています。
中央に存在感のあるポーゲンポールの長さ4mキッチンが据えられます。
このキッチンを据えるために、建物の形が決まったと言っても過言ではありません。
壁はウォールナットのツキ板底目貼り。オイルフィニッシュ仕上になります。
中央の丸い筒は大黒柱です。最後にちょっとした仕上を施す予定です。
日々建物が完成に向かって変化して行きます。
それからこの牛窓の焼杉の家 施主のKさんのご了解を得て
「櫻山居」と名付けさせていただきました。
建築している敷地周辺はオリーブ畑が広がっているのですが、
ところどころ古い雑木林が残っていて、
そこには山桜が群生している場所もあります。
この敷地にたどり着く途中も桜のトンネルがあります。
敷地と隣接する「牛窓43号古墳」との間にも数本の山桜があり
ちょうど建物を守るように枝を広げています。
風光明媚な土地なので、色々名前も浮かんだのですが、
お母様のお好きな山桜ということもありこの名前にしました。
桜の木と同様、この地にしっかりと根付いた建物になって欲しいと思います。
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