2010年8月10日火曜日


縁とは何とも不思議なものだと思う。

ある日突然、今までまったく知らずにいた方と何かを介して知り合う。

それは仲介者であったり、同じ趣味であったり、同じレストランで食事をする度
一緒になる方であったり。。。

そんなきっかけの後、会話が進むとこれまた知り合うべくして知り合ったというか
「こじつけ」かもしれないが、どこかに強い接点がある。
その接点は互いの距離をとても近いものにしてくれる。

今、設計を進めている「渦森台の家」の奥様は、偶然にも職場が私の事務所のすぐそば。
そのことがわかって、急に距離が近くなったような気がする。
「今から5分後に事務所へ伺います。」「わかりました。お待ちしております。」の会話で
何となくではあるが古い知り合いだった気分にさせられる。
いつでも相談、打合せが出来る距離だからだろうか。


振返れば海が見える神戸の山の手。


同じ時期に紹介されたMさんご夫妻。神戸の山の手にお住いで、
なだらかな坂の向こうに港が見える敷地に、新しい住いを考えておられる。

私は長崎の生まれだから坂道がとても懐かしくて好きなのだが、
特に振返って港が見える風景は実家のある街並みと相通じるものがあり、
嬉しくなってしまう。
Mさんご夫妻と先月下旬に初めてお会いした時、
そんなお話をしたら奥様が「私も長崎で生まれました」とお話された。

お父様の仕事で長崎に赴任された時にお生まれになったそうで、
そう長くはお住いではなかったそうだが、これまた不思議なことに
私が毎日通った中学の通学路沿いにお住いだったそうだ。

また食べることがお好きで、ちょっと遠いけど私のお気に入りで
マメに足を運ぶ苦楽園の鮨屋に、時々伺われているそうで、
それだけでもなんだか他人じゃないような気分になってしまうし、
もの凄くいい設計プランが出来そうな予感がするゾ!


新しい出会いとは、なんと楽しくて人生を刺激してくれるものなんだろう!

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