2010年4月12日月曜日

西洋毛鉤釣師(実践編)


週末は住宅を計画されるお客様の打合せがあるので、なかなか休みが取れなかったが、
やっと土曜日時間が取れたので、前回お話していた毛鉤の釣れ具合を実践するため
滋賀県にある某渓流へ出掛けた。
願掛けもあって、若い人たちに人気のSUPERFLY (FLYは毛鉤という意味だし)の曲聞きながら。
まあ道が混んでて到着に3時間もかかってしまい、目的地に着いたのは午後2時前。
普通の釣り人はこんな遅い時間には来ないんですけど、仕方が無い。

毎年、春先にこの川へ来て調子を整えるのだが、昨年は結局1回来ただけで
その年は終わってしまった。
だから釣りをするのは1年振りです。そんなんでホンマにうまいこと釣れるかいな?
大丈夫です。ベテランですから。。。

車のボンネットに釣り道具を乗せて写したら、ブルーの車に浮かぶ雲がとてもきれいだった。
毛鉤は先日作ったものです。そしてこれから釣り上がる渓流の様子。滋賀の里川です。
堰堤があったり、川の深みを渡ったり、土手を必死で上がったりいい運動になります。

最初の1時間半まったく釣れず相当焦りました。こんなはずじゃあ。。。
土手の上から近所のおじさんが「釣れんじゃろ」って声掛けてきた。
えっ、魚いないの?縁起でもない。「兄ちゃん毎年来てるやろ」ハイ来てます。
漁協のおじさんでした。川で魚釣りをする時は入漁券(入川券)というのが要ります。
1日2000円です。買わないで釣りをすると罰金を取られます。
券を買ったかどうか調べに来たようです。


おじさんと話しながら毛鉤を投げ入れると、水面を割って魚が飛びついてきた。
釣れんじゃろと言ったおじさんの目の前でニジマスがヒット!でも小さい。
ニジっ子と呼んでます。とりあえず作った毛鉤で釣れました。
少し川を上がったところでまたヒット!今度はアマゴ。とてもきれいです。
体の部分に朱色の小さな斑点があります。でも小さい、小さい。




日も傾き始めもうだめかなと思ってた頃、けっこういいサイズのアマゴがヒット!
尾びれが赤味を帯びてきれいです。しっかりと口に毛鉤がフッキングしてます。
体の黒っぽい楕円形の斑点はパーマークといって、鮭、鱒族の魚の特徴です。
食べてもとても美味しいですが、私はすべて針を外して逃がします。
それがフライフィッシングというスポーツの特徴みたいなものです。


魚たちには痛点というものがないらしく、針に掛かっても痛みはないそうです。
ですからけっこうジッとしてます。写真を撮って直ぐに川へ戻してあげました。

久しぶりに自然の中、桜が咲く土手を見ながらのどかな1日を過ごさせていただき、
仕事を忘れ思う存分リフレッシュさせていただきました。
スタッフの皆さんわがまま言って申し訳ありませんでした。


翌日の日曜日、設計打合せで狭山のお客様のところへ出掛けたのだが
筋肉痛で節々が痛み、ぎこちない動作を繰り返していたようですが。。。




0 件のコメント:

コメントを投稿