2009年7月19日日曜日

カプリ島


 大阪は蒸し蒸しする日が続くので少しリゾート気分になる話題を。

 イタリア南部、カプリ島というとこの「青の洞窟」の話になってしまうが
 しかし本当に美しい洞窟であることは紛れもない事実だ。
 カメラでこの洞窟をビシッとピントを合わせて撮るのは至難の技だけど、
  とにかくシャッターを押し捲って、まあ見れるかなという写真が数枚とれれば
 いい方かも知れない。
 あとはボートの船頭にチップをはずんで、2~3回
 回ってもらうしかありません。

 でも言葉や写真では表現できない美しさと神秘性が
 この洞窟にはあります。写真右上の小さな白い部分が
 洞窟の入口です。中はけっこう広い空間になってます。
 

 夏のハイシーズンになると、世界中から観光客が集まり、
 カプリ行きの切符売り場があるナポリの港からもう大騒ぎになってます。

 下の写真はアナカプリの遊歩道から見えるビーチや海岸線。
 そして路線バスでカプリ港へ降りてくる途中に見える港の発着場。
      
 
 下の料理ははアナカプリ(標高275m)にある「ジョルジオ」というリストランテ。
 さすがに島だけあって 魚介類は倒れるくらい美味しい。
 特にアンチョビのマリネは酸味が利いてて、 きりりと冷やした白ワインには
 最高の組み合わせです。

  
 アンチョビのマリネ(シンプルな味です)     スカンピのピリ辛炒め 
  
 海の幸のリゾット。何杯でもお変わりできそうです。ちなみにこのお店、
 繁華街からちょっとはずれたところにひっそりとあるので
 日本人の方はあまり来ないそうです。

   
 カプリのこの港から写真に写ってるボートで洞窟の近くまで行き、そこでもうひとまわり
 小さいボートに移り、洞窟へ入る順番を待ちます。右の写真はアラブの大金持ちの
 プライベートクルーザーらしいです。近くで見ると半端じゃないくらいデカイです。
 クルーと美女もたくさん乗ってらっしゃいました。

 下左の写真の手漕ぎボートで洞窟へ入ります。波が一瞬低くなったときにサッと入ります。
 入口は高さ1メートルあるかないかで、波が高いと天気がよくても中止になるらしい。
 風の強い日は特に難しいらしく、ここまで来て入れない観光客もたくさんいるそうです。
 夏の間の午前中が洞窟は一番美しいそうです。僕らはボートに完全に寝そべってます。
 右側の桟橋にはアナカプリから山を下ってきた人たちがボートに乗る順番待ちをしてます。
 この船頭さんたち4ヶ月ほどで1年分の収入を稼ぐそうで、結構みなお金持ちらしいです。
 洞窟内で「オーソレミオ」とか船頭が歌ってくれますが、たいして上手くない人が多いような
 気もするし、写真撮るのに夢中でほとんど聞いてません。チップは要求されますが。
 

 ほんの少しでもいいから、この海の水をすくってガラス瓶につめ日本へ
 持ち帰りたい気持ちになります。

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