2016年10月10日月曜日

「luxe」な日々



駆け足で過ぎ去っていく日々。

少し立ち止まって、じっくりと考えたい事もあるし、
感傷に耽りたい時もあるのに
時間はそれを許してくれそうにない。

これでよいのかと自問自答の日々だが、
また新しく考えねばならない事が、
終わりのない達磨落としのように目の前に現れます。

それが宿命なのかも知れません。
しかし、追われている時の方が良いアイデアが生まれます。

切羽詰まると、頭の中がフル回転するのか、
普段使わない脳の領域までが動員される。
そしてプレゼン間際には何とか提案できる内容がまとまるもんだ。。

集合住宅は計画から完成まで、それなりの時間がかかる。
計画時に頭を悩まし、悪戦苦闘していたのに、いざ完成してみると、
その悩み抜いたプロセスが何だったかわからないくらい
当たり前のように立ち上がっている。

この建物は滑らかなガラスのラインが周辺の風景をどのように写し込み、
己自身の姿かたちを曖昧にしてくれるのではないかと想像していたが、
出来上がってみると、むしろその存在感を際立たせる景観になっていた。

「luxe」をコンセプトテーマに、阪急沿線に相応しい、
賃貸集合住宅を内外部も含めデザインしようと考えた。

































入居が始まり、この建物に住まわれる方が
その空気感をどのように受け止められるのか
楽しみになってきた。








































































新たな集合住宅プロジェクトが吹田市江坂でスタートした。
江坂に存在する岡本太郎氏の作品コンセプトに呼応することを
デザイン主題にした建物だ。









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