2013年7月13日土曜日

眺めを楽しむ家 地鎮祭



今から13年程前、神戸市東灘区の住宅「a-h」を設計するにあたり、
当時はまだ少なかったコンクリート住宅の外断熱工法を採用した。
その参考となる工事中の住宅が芦屋市旭が丘の見晴らしの良い高台に
あることを知り一人見学に出向いた。

芦屋霊園のそばにあるその工事中の建物から数軒先に今回地鎮祭を
迎えることとなった「眺めを楽しむ家」の旧家屋が佇んでいた事など
当時は知る由も無く、そこから見える眺望に圧倒された。

「a-h」が竣工して10年ほど経ったある日、インターネットコンペで
住まいを設計する建築家を募集された芦屋市の方がおられた。
コンペ募集内容から10年前に完成した「a-h」や当時設計中だった
「海に背を向ける家」の雰囲気を引継ぐものであったので
完成した「a-h」の写真を添付し募集内容に近い住宅を設計中として応募した。

最終設計監理候補者の一人として計画地を案内されて驚いた。
13年前、見学に来たお宅の数軒隣にその計画地があったのだ。

コンペ結果は。。
私達が選ばれその住まいの設計監理をさせていただくことになった。

















































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