2013年1月1日火曜日

迎春 そして晩白柚



ブログを読んで頂いている皆様

新年明けましておめでとうございます。

本年もどうぞスタジオクランツォを宜しくお願い致します。

元旦は穏やかな気候で、とても過ごしやすいですね。


昨年末に「海に背を向ける家」の奥様から
大きな箱に入ったちょっと珍しいものを頂きました。
「晩白柚」 ばんぺいゆ という柑橘類です。


















箱の中にはこの果物がたくさん入っているように
思えますが、開けてびっくり。。。。


















大きな柑橘が1つ入ってました。
ミカンと比べるとその大きさがわかるかと思います。

この晩白柚 「ザボン」の一品種だそうです。
マレーシア辺りが原産で日本には1920年、
植物学者の島田弥市さんという方が、ベトナムの船上で
食べた柑橘があまりにも美味しくて、サイゴン(現ホーチミン)の
植物園から株を分けてもらい日本に伝わったそうです。
現在では熊本県八代市の特産品になっているそうですが、
九州では「文旦」「ザボン」など本当に大きな柑橘類があります。

生まれ故郷の長崎でもザボンはよく見かけました。
皮は砂糖で煮て「ザボン漬け」として売ってました。
近所にもこのザボン屋さんがあって、中身は商品にならないため
店先に大量に安価で売っていて、小さい頃はよくオヤツ代わりに
食べてました。

この果物、皮が厚く柔らかくなるまで1ヶ月程保存出来るそうで、
色も形もなんとなく縁起が良いように思えますし、
僕の好きな色で春一番に「福」が来そうじゃないですか。。

そこでアトリエの一番目立つところに正月飾りのように
ディスプレイしておくことにしました!


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