2012年3月21日水曜日

酒中花 空心







休日夕方、設計コンペの模型制作が終わりプレゼンボードもなんとか完成して
コンペの依頼主に郵送した。やれやれちょっと一段落。
これで、やっと友人達と久しぶりの中華料理にありつける。。。。

写真はそのプレゼン模型の1階部分。朝日の入り方検証写真です。

夜は西区新町の「酒中花 空心」へ。

友人がランチしに行く度、シェフから「僕を食べに連れて来て欲しい」とずっと
お願いされてたそうで、この日やっと伺うことができた。

自分としては2年くらい行ってないなあ、ボチボチ行かないとなあと思っていたのだが、
実は4年近く伺ってなかった。そんなに行ってなかったのか。
席に着く前にわざわざ客席へ出てきてくれて。。。シェフ、ゴメンネ!

だから今日はお詫びを兼ねて料理たくさんアップします。

「空心」は「一椀水」と双璧をなす若手中華の名店です。

まずは定番「ひしの実」水草「菱」の実の部分を茹でたもの。
塩をつけて食べますが栗と似たような味です。
付け合せは胡瓜の麹漬け豆板醤でいただきます。

レンゲに乗せられた千珠牡蠣グレープフルーツと沙茶の香り
兵庫県相生市で生産される千珠牡蠣は以前にも食べた事がありますが
とても美味しいです。

イペリコ豚の生ハムではありません 。一見最上級の生ハムに見えますが
自家製の干し肉です。でも味はハモンイペリコの最高級品ペジョータに
そっくり。。スペイン通の友人も同感!
これをアスパラガスと生湯葉の白湯スープにくぐらせいただきます。
空心らしい一品です。



定番、やわらか角煮の特製黒酢酢豚。これは誰もが絶賛する品。
外はパリッと中はしっとり柔らかく。。付け合せの百合の蕾も美味しい!



手羽先10種類の香辛料蒸しフルーツトマトのソース添え。
何種類かの唐辛子と月桂樹の葉で中身は見えませんが、

近寄ると唐辛子の香りで涙目になりそう。。


上に乗せられた香辛料を取り除くと中には八角や丁子、
柑橘類の皮と一緒に手羽先が現れる。
一度素揚げされた肉は蒸されることで柔らかくジューシーでスパイシー。
インド料理に使うガラムマサラのような香りというべきかな。。。
その手羽先にフルーツトマトベースのソースをかけて食べます。

そして最後に定番中の定番「四川麻婆豆腐」。
そのまま食べても美味しいですが、ご飯の上に乗せるともうたまりません!
初めて空心に来た若い友人はもう痺れる辛さに麻痺したのか、止まらなくなって
一気に食べてしまい、それでも足らず他の人の分まで完食!

デザートの汲み上げ杏仁豆腐。
これが癖になる味なんですよね。
写真にはありませんがゴマ団子もとても美味しいです。
熱々をフウフウしながら食べるのがいいんです!

食事の後、シェフと少しお話をしましたが、香港や台湾で修行した
彼の料理は創意工夫に溢れてるけれど、しっかりした中華の基本は
外さないし、何を食べても美味しい。
以前と比べるといい意味で一層アグレッシブな感じもするけれど
楽しみなお店です。2階には中国茶と飲茶のスペースも出来て
益々繁盛されてますね!
また食べなかった他の料理を食べに来なくては。。

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