2011年9月28日水曜日
狙い通り
あるプロジェクトのデザインコンセプトに重要なのが太陽の光。
それも昼間の燦々と降り注ぐ太陽の光ではなく、
夕刻の一定時間だけ差し込む光を求めていた。
来週月曜日にプレゼンしなければならないのだが、その説明にどうしても欲しかった夕陽。
明日からは天気が悪くなっていくそうで、今日が現場でその光を確認できるラストチャンス。
午前中から打合せが重なり、夕刻何時に現場へ行けば狙いの光が見られるのかわからず
ちょっとピリピリしてました。
3時過ぎにやっとすべて打合せが終わり、慌てて現場へ向かった。
待つこと50分、やっと狙い通りの光が建物と建物の間から差し込んだ。
光は敷地の端部から直進し、隣の建物に垂直の影を作っている。
光が侵入し始めて消えていくまで約20分程。空間を演出するには充分な時間だ。
もう本当に狙い通り!これで建物の内外部空間を構成する素材も計画通りのものが使える。
ちょっと一安心。それから「記憶の家」も工務店と数字がなんとかまとまり一息つけそうです。
明日は大方積み終わった蛇籠とコールテン鋼の確認にたつの市へ向かいます。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿