2011年9月4日日曜日

美しいキッチンとは?


今日は台風一過の青空とはいかず、雨が降ったり止んだりとあいにくの天気でした。

そんな中、「記憶の家」のYさんご家族と吹田市江坂にある「モデーロ」という
オーダー専門のキッチンメーカーへ、計画しているキッチンの確認へ伺った。

この「モデーロ」という会社、決して大きいメーカーではない。
本当に小さな会社だが、キッチンに対しての「コダワリ」はどのメーカーにも負けない。
一般的なキッチンの機能を追及して行き着いたメーカー商品とは違い、
一見すると家具のように見える。いや、そのように作っていると表現した方がいいか。

そもそもこのメーカー、僕の事務所に若い女の子が飛び込みでやって来た。
インターネットで事務所のHPをみて、ここなら自分の会社の商品を
使ってくれそうだと思ったらしい。
それで、会社の説明も無しにいきなり商品の説明を始めた。
新人でカチンカチンに緊張してたらしく、説明も暗記してきたマニュアルを棒読み。
でもその態度が初々しくてあまり愛想無い対応が出来なかった。

その直後「Yさん」とキッチンをどうするか打合せがあったので、
その話と共にパンフレットをご覧いただいたら結構気に入られ
ショールームへ伺うことが決まった。
イタリアンモダンの先鋭的なところもあるが、ちょっと日本的な部分も持ち合わせている。

「記憶の家」は家業だった醤油醸造の建物をイメージしているので、
日本的な風合いを大事にしている。

Yさんの奥様はいい意味で物事を感覚的(直感的)にお決めになるようだ。
その日本的な風合いにイタリアのキッチンやこのモデーロのキッチンをチョイスされる
審美眼がとてもスタイリッシュでよいと思います。



江坂という街、今は都心と千里ニュータウンをつなぐ場所ではあるが、

近所にはまだこんな水田が所々に残ってる。

モデーロのショールーム横もご覧のような水田。もう稲穂が垂れているようだ。

ショールムーのモダンな室内とこの風景のギャップ。それがこの街の特徴かもしれない。

私が以前働いてた〇〇ハンズも関西では最初にこの街に出来た。




新しい住まいを計画中の「O さん」 家具のようなキッチンをお望みですが、

今度お会いする時の参考資料としてお持ちしてみようかな。

でもデザインは僕自身がしたいとも考えてますが。。。。もっとシンプルなものを。


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