2011年8月29日月曜日

 京都 緒方



夏の間、スタッフ不足で一日も休めず仕事をしていて、相当疲れが溜まってました。

先日も打合せで「ラメゾンブランシュ」へ出かけたら、スタッフの女性から「ふた廻りくらい細くなった」と
真顔で言われちょっとショックでした。確かにお腹は凹みましたが、全体に痩せたと思います。

心配した友人や「KOさん」がささやかな慰労会を昨晩、京都 烏丸にある「緒方」で行ってくれました。

昨年暮から「KOさん」からはこの「緒方」や「祇園 丸山」などに誘っていただいたのですが、
とてもいける状況ではなく、ずっとのびのびになってました。

KOさんも「手足口病」が完治したばかりで、あまり体調は万全ではなかったようですが、
無理して来てくださいました。

「緒方」はご存知のように、室町和久傳の料理長をされてた「緒方俊郎」さんが独立されて出されたお店。
すぐにフランスの赤本で星2つを獲得され、新進気鋭の京都を代表する料理店の一つです。

お店は四条烏丸から少し西に歩いて、細い路地を南に下った目立たないところにありますが、
予約を取るのは中々大変だそうです。10月になると丹波産の松茸を料理に使うので、
もうほとんど予約でいっぱいのようです。

緒方さんは10月は赤字になるけれど、京料理人の意地で丹波産に拘ってるそうで、それを知っている
常連さんがこぞって予約をするために、あっという間に満席になるそうです。

昨夜食べたもので印象に残った品をいくつか紹介します。

鱧を餅で包んで焼いて、椀仕立てにしたもの。

スダチの香りと上品な鱧と汁が豊かな気分にさせてくれます

天草産のウニ。ムラサキウニです。
叔母が天草の牛深市に住んでいたので父がこのウニをいつも送ってもらってました。
漁師さんに頼んでウニ捕りの船を出してもらい、獲れたものを塩で〆てすぐに送ってもらいます。

子供は食べたらダメだと言われながら、こっそり熱々のご飯に乗せて食べてました。
本当に美味しいですよ。


夏鴨を北京ダック風に湯葉、味噌と白髪ネギで食べる一品。

スッポンの卵と煮こごり、女性が好きそうな品ですよね!




この日一番美味しかった琵琶湖産の鰻の炭火焼。

皮のパリパリ感が最高に美味しかったですね。今までにない鰻でした。


〆のいくらご飯。添えられてた昆布(だと思いますが)の煮かたが素晴らしく美味しかった。


最後に和久傳の「西湖」のような デザートが出た。


大きな蓮の葉に乗せられ、黒蜜をかけられた蓮根。

蓮の葉の緑との対比が美しい。竹の箸も風情があります。

いつもデザートを食べないKOさんが、この日は珍しく食べてらっしゃいました。

デザート食べるの初めてみたような気がします。


KOさんに持ってきていただいた、シャンパーニュ、ブルゴーニュの白、コートドールの赤を

気持ちよく、いつも以上に飲んでしまい(各グラス2杯づつ)、帰り道ちょっと足元がふらついておりました。

でも足元がふらつくほど飲めるようになったということですよね。

頭痛くならなかったんですから。帰りの電車は熟睡してしまいましたが。。。。


みなさん気を使っていただいてありがとうございます。少し元気が出てきました。






0 件のコメント:

コメントを投稿