「BW-H」のお施主様からリビングに何か表情が欲しいのだけど
何か良いものはありませんか?と相談を受けていた。
リビングは天井高が3m近くあるし、カッシーナのソファ「マラルンガ」がセットされているし
もうこれはイタリア「FLOS」の照明器具アルコしかないでしょうとお答えした。
どんなものかご存知なかったが、お任せしますと仰られたので注文しておいた。
一週間ほど前、配達されてきたそうでご主人が組み立てられた。
今日、僕はその配置と角度を調整しに伺った。
この照明器具イタリアの建築家カスティリオー二兄弟が1962年にデザインを発表して以来、
世界中で愛用されている名作です。
日本の住いはリビングの広さに限りがあり、天井高が低いことが多くバランスが取りにくいので
使用する機会が限られる。
大きなアーチ(アルコ)が特徴的で照明部分の上部にはドットの穴がたくさん開いてて、
天井に無数の美しい光の模様を作り出す。お施主様も気に入っていただいたようです。
残りはリビングカウンターに飾るスウェーデンの名品「コスタボダ」の大皿を、
待つばかりになりました。
たくさんのお客様がお越しになり、時間が止まったようなこの広々とした空間を
お褒めいただいてるそうです。
設計者として本当に嬉しい言葉です。夏のガーデンパーティは大変なことになりそうです。
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