2010年11月15日月曜日

若者




先日、終電間際の御堂筋線梅田駅プラットホームで、不意に声を掛けられた。

声の主は以前設計を担当した、豊中のフレンチレストラン「ラ・メゾンブランシュ」で
厨房に入っていた、若いけれどしっかりしている「S君」だった。
そういえば最近余り顔を見なくなったなあと思ってた。

聞けば今は本町の難波神社近くに出来た、プチフレンチレストランでシェフをしているという。
是非来て下さい!約束ですよ!と言われ名刺をいただき、その場を別れたのだが、
お店のデザインはオーナーのつながりでインフィックスの「間宮さん」にお願いしたとのこと。
興味が湧かないわけがない。

日曜日の夜、リノベーション住宅のお施主様との打合せ後、お邪魔することにした。

お店の名前は「カルト・ブランシュ」。白バラの品種を店名にしたそうですが、
さすがショップデザインの大御所の仕事、洗練されたデザインです。

料理はやっぱり、修業していたメゾンの加藤シェフにどこか似ている。
でも、オリジナリティを出すため色々チャレンジしているとのこと。

右上の焼カニや、左下のミンククジラのローストといった一皿を見ると
確かに前進しているなあという気がします。
金目鯛のソテーに添えられていたムール貝、肉厚でジュシーすごく美味でした!
もちろんお魚もそのソースも結構なお味でしたが。

メインは定番ビュルゴー家の鴨、そして面白いなあと思ったのが、
デザートの前に甜茶とウーロン茶をミックスした飲み物が出た。
一瞬間違って珈琲をだしたのかと相方と顔を見合わせたのだが
ほのかに甘味があり口の中がさっぱりしますからとのこと。
あまりフレンチという枠に囚われない組み合わせです。

デザートは柿とライムのセミフレッド、栗のオペラに栗のアイス。
これで¥6000のコース(デザートは1種類ですが、プチフールもついてます)安い!
まだまだこれから進化し、どんどん美味しくなっていくのだろうと思います。
Sシェフ頑張れ!応援しているよ!また近いうちに伺います。







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