先日、終電間際の御堂筋線梅田駅プラットホームで、不意に声を掛けられた。
声の主は以前設計を担当した、豊中のフレンチレストラン「ラ・メゾンブランシュ」で
厨房に入っていた、若いけれどしっかりしている「S君」だった。
そういえば最近余り顔を見なくなったなあと思ってた。
聞けば今は本町の難波神社近くに出来た、プチフレンチレストランでシェフをしているという。
是非来て下さい!約束ですよ!と言われ名刺をいただき、その場を別れたのだが、
お店のデザインはオーナーのつながりでインフィックスの「間宮さん」にお願いしたとのこと。
興味が湧かないわけがない。
日曜日の夜、リノベーション住宅のお施主様との打合せ後、お邪魔することにした。
お店の名前は「カルト・ブランシュ」。白バラの品種を店名にしたそうですが、
さすがショップデザインの大御所の仕事、洗練されたデザインです。
料理はやっぱり、修業していたメゾンの加藤シェフにどこか似ている。
でも、オリジナリティを出すため色々チャレンジしているとのこと。
右上の焼カニや、左下のミンククジラのローストといった一皿を見ると
確かに前進しているなあという気がします。
金目鯛のソテーに添えられていたムール貝、肉厚でジュシーすごく美味でした!
もちろんお魚もそのソースも結構なお味でしたが。
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