「櫻山居」のある牛窓、オリーブ畑や近所のジェラート屋さんに行く度、
イタリア フィレンツェ郊外キャンティの谷近くのモンテスペルトリ村に
暮らす女性「O」さんのことを思い出す。
フィレンツェでアパート暮らししていた頃、本当にお世話になりました。
とても面倒見がよくて、チャーミングでイタリア人の旦那が
彼女にぞっこんなのもよくわかる。
1児の母で家事をこなしながら、日本の雑誌などにイタリアの食文化や
ファッション、インテリアなどの記事を寄稿されている。
フィレンツェへ行った時は必ず立ち寄ったり、一緒に食事をしたり
食文化、ワイン、オリーブオイル、建築の情報などを教えてもらう。
僕よりもずっと年下だけど、気持ち的には頼れるお姉さんみたいな感じ。
彼女の自宅(奥の方)と弟さん夫妻の家。もともと馬小屋と農業用の
作業小屋だったらしいんだけど、時間をかけて改修したらしい。
彼のお父さんが今でもワインやオリーブオイルを作っているので
その畑のど真ん中に建ってます。
庭の向かいの丘には古いカステロ「城」が見えます。
その周りも葡萄畑とオリーブ林。なんせトスカーナですから。。。
サンフランシスコで一人暮らししている親友の「hisashi」にガールフレンドを
本当に一生懸命探してくれた。
イタリアにいる彼女が、日本在住の女性をアメリカに住む親友に紹介するなんて
なんだか地球規模のお見合い話になって 、どこの国でいつ紹介して、どこで会うんだ!と
ずいぶん盛り上がりました。
もうすぐ完成する「櫻山居」も古城は見えないけれど
それに負けない、すばらしい瀬戸内の風景が広がります。
日本でも、イタリアでも地元に根付いた材料で仕上げた家は
なんとも言えず美しい。
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