先週、上方オペラ工房に所属する知り合いのオペラ歌手、
Mさんがオペラ「カルメン」のドンホセ役で出演することに なっていたので
西宮北口にある兵庫県立芸術文化センター 「KOBELCO」ホールへ行ってきた。
今回の公演は50年ほど前、戦後の現代美術を代表する
具体美術協会(すでに解散)の創立メンバーであった嶋本昭三さんと
その新しい仲間達が率いる「AU」と正統派オペラとのコラボレーションだそうだ。
嶋本さんは「パフォーマンス」で有名な方だが、今回の舞台で何が
飛び出すのか興味津々であった。
公演中の撮影もOKだったので少しだけ撮らせていただいた。
まった歌劇カルメンらしくないパンフレットと開演前の様子。
客席にもユニークなファッションの方がいらしたりして面白かった。
近隣の幼稚園児たちも出演(!?)することになっていたので
なんとなくオペラの公演風景とは少し違うかも!
舞台では普通にカルメンが進行する中、後方では「AU」の方達が
まったく関係のない演技をしたり、電気自動車で走り回ったり
キャラクターの被り物をして勝手に動き回る。
舞台で座して動かない嶋本さんが頭上に伸びたロープを
引くと凄い数のピンポン玉が落ちてきて観客の度肝を抜いた。
まさに「パフォーマンス」の嶋本さんの真骨頂だ!
なかなか面白かった。
Mさん今度はオーソドックスなオペラも見たいです。。。
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