2009年10月27日火曜日

なにわの治ちゃん


色々な方から僕は居酒屋みたいなところへ行くイメージがないとよく言われます。
いえいえ私も行きます。ただお酒があまり飲めないので、食事をメインにした
お店に時々おじゃまします。

僕のとっておきのお店を紹介します。中津にある「味匠 なにわ」という和食屋さんです。
もうかれこれ15~6年くらい前から通ってます。常連といっていいのかどうかわかりませんが
行かない時は3ヶ月も4ヶ月も空けるので、自分だけがそう思ってるだけで
ホンマに常連と思われているかどうかわかりません。
でも15年もつき合ってると互いの人生の出来事を色々知ることになり、
他人とは思えぬ感情も湧いてしまいますし、この店で色々な人と知り合ったり
たくさんの人を紹介したり。。。だからここに食べに行くぞ!という感じじゃなくて
ぶらりと立ち寄る感覚なんですが。

お店の主は「治ちゃん」
実をいうと彼はけっこう凄腕の料理人で、先だってのミシュラン京都、大阪版で
三ツ星を獲得した京都「菊の井本店」で修行し、京料理に貢献した功績で
京都市長から表彰状なんかももらっちゃったりしてる人です。
ワイン飲んでる顔はそんな風には見えないかもしれないですが。
美味しいワインが飲みたくなると、食べに来ないのかあと連絡があります。

ただ彼の味覚、嗅覚の凄さは半端じゃなく、さすがプロやなあと思うときが多々あります。
その感覚をテストするのが楽しみで、店へ行くときは彼が飲むための赤ワインを持参します。
「食べにいくで~」と電話しておくと赤ワインに合った料理を用意しておいてくれるのですが、
まずブラインドテイスティングで葡萄の種類、国、生産年を当ててもらうのが慣わしになってます。
年代まではさすがになかなか当たりませんが、種類と国については結構当てるんです。
わざとちょっとマニアックなワインなんかを持っていったりするのですが、しっかり当ててしまいます。
満足そうな顔でワイン飲んでるでしょう?
僕はグラス一杯だけいただいて残りは彼と他の常連さんが飲み干してしまうことになりますが。


最近は手の込んだ料理を食べてくれる人が少なくなっておもろないと嘆いていますが
これからの季節、すっぽん鍋、てっちりやしっかり漬かった鴨ロース、里芋饅頭など
お奨めですが、定番ではないので前もって言っておかないと材料を用意してませんので念のため。
お値段も居酒屋さんレベルですのでよろしければ一度行ってみてください。
事務所では新年会や忘年会によく利用します。


味匠 なにわ  大阪市北区豊崎4丁目2-11-105
電話 06-6372-0840 
定休日 日祝

予約された方がベターだと思います。

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