2009年7月27日月曜日

牛窓 (壱)


岡山県で土地探しから相談を受けているKさんと、昨日牛窓(瀬戸内市)へ
候補の土地を見に出かけた。

牛窓はある時期(今もそうかも知れないけど)、日本のエーゲ海という
キャッチフレーズで若い女性達に人気があった土地だ。
当時数多くあったペンションやホテルも、最近はずいぶん減少したのだと思うが
浮ついた観光客目当てのみやげ物やなども少なくなったようで
Kさんも僕もすごく落ち着いた町だなと感じました。
日曜日ではあったけど、梅雨の影響で観光客が少なかったせいかも知れない。

さて候補の土地は町の高台にあるオリーブ園のすぐ下にあり、数件の別荘と
芸術家のアトリエがある緩やかな坂の途中にあった。
まだ草刈が済んでなかったので敷地内には入れなかったが
接道する土地の境界辺りに大きな桜の木があり、もしこの土地でプランを計画するとなると、
この桜はすごい力を持つことになるなあと考えながら辺りを見回すと、
敷地北側には緩やかな斜面にオリーブの木が丘の上まで続いている。

西には眼下に牛窓のヨットハーバーや瀬戸内の島なみが点々とする。
東と南には少し離れて木立が広がるが2階にリビングやバスルームを配置すれば
かなりの眺望を得られるんじゃないかな、港の防波堤では毎年8月1日に花火大会があるらしいから
ビールを飲みながらの見物もいいなあなどと、頭の中ではイメージがどんどん膨らみ思わず
「どうです!この土地で手を打ちませんか?」とKさんに「プシュッ」と開けた冷えた缶ビールを
手渡す僕が頭を過ぎった。

Kさんも結構気に入られたようで草刈を済ませたあと、
もう一度ご両親とこの土地を見に来ていただくことになった。

気に入られた理由は他にもあるのでその話題は牛窓(弐)でお話しすることにしましょう。                             


敷地へ続く途中のオリーブ畑。これはまさにイタリア トスカーナ地方や地中海沿いの風景やないの!

左の写真は敷地近くから見た前島。ガスっててわかりにくいけど島の後ろには 
小豆島がドーンと鎮座してます。右は西側に広がるヨットハーバー。素晴らしい景観です。
  
一応電柱番号なんか控えたりして仕事シテマス。
  
左が敷地です。これがすごく気になる桜の木です。春にはどんな感じになるんだろう?


近くにある最近売り出してる別荘地。素晴らしいパノラマが売りです。うっすらと小豆島が見えます。
天気がいいと四国まで見えるんでしょうね。すぐ脇には古墳が整備されてました。
この辺り古墳だらけです。古くから人が住んでた証だし、遺跡が残っているということは
天変地異が少ない住みやすい場所だったのでしょう。



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