2017年11月5日日曜日

現実を超えるCG



私のデザインする建物は基本的に模型とCG(コンピュータグラフィックス)を使い
設計図が完成するまでに、お客様にプレゼンをします。

模型は外観であるとか、間取りを覗き込んでもらい
空間のカタチを表現する事が主体になります。
模型を作る材料にもよりますが、どうしてもリアルさには欠けます。

その点CGは現実に使用する建築材料を画像としてコンピュータに取り込んだり、
照明器具の光源データを使用しますので、かなり現実に近い空間を表現することが出来ます。

弊社ではアトリエスタッフだけでCGを作ったりしますが、
建築規模が大きく模型では表現が難しい場合や、よりリアルなシーンを要求される場合、
協力してくれるCGクリエーターに依頼することもあります。

最近は数年前あるきっかけで知り合ったイタリア人CGクリエーターに、
重要なCG制作を依頼することが多くなりました。
彼の技術力の高さは本当に素晴らしく、複雑な内容であればあるほど燃えてくれます。

職人気質というのか、イタリア人独特の技に対するプライドというのか、
僕には表現者として願ったり適ったりの有難い人です。

もう写真なのかCGなのか区別がつかない作品を作ってくれます。
画像はある集合住宅のインテリアプレゼンテーションですが、
クライアントとも納得のCGカットです。
この画像を見て、空間にマッチした小物など買い足せると大喜びでした。
























家具類インテリアアイテムは実際に納品するものを作り込んであります。


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