2014年9月28日日曜日

想いをカタチに



アトリエでは年末完成に向けて近畿・北陸で幾つかの住宅を設計監理中です。

その中で一番早く完成予定なのがこの「新しい京都時間の佇まい」
外部足場が道路側を残して数日前に撤去されました。
まだまだ工事は残っていますが、足場が外れた事で随分と作業が進んだ気がします。
リビング西側の中庭に面する開口部。
上部のFIX部分にはドイツ製の外付け電動ブラインドが取り付けられており、
京都特有の熱い夏の西陽を軽減する働きをします。


















階段の外側はモダンでミニマルな中庭。
1本の樹木とその根元から極々細い水路で円錐型の水盤に水を注ぎます。
そしてコンクリートの壁と床の部分はポルトガル産の大判タイルで仕上げます。
外部空間は日本的なテイストを残しながら、イタリア家具がレイアウトされた
インテリア空間と融合を図ります。














リビングから見る地階、1階、2階を繋ぐ階段と
2階の南北エリアを結ぶ空中歩廊。
歩廊の床は施主様のご希望でブラッシング仕上げした黒のフローリング。
まだ工事中ですので雑然としていますが、
モノトーンのスタイリッシュな空間が広がる予定です。


















ダイニング側から見たリビング。
来月下旬くらいにスタイリッシュなキッチンが設置されます。
ダイニングキッチンは周辺機器もセットされるとすごい迫力になるはずです。














2階の南側に配置されるバスルーム。
専用のアウトドアデッキもあります。
職人泣かせの施工難易度の高いタイルでしたが、
仕上りはやはり美しいです。
まだバスタブ 廻りは未施工ですが、
ネムリ目地(目地をほとんど見せない工法)なので、
見た目の印象がスッキリしてます。

お施主様の想いを何処まで把握し、具体的に表現するかというのは
毎回、本当に悩み苦しむところです。
でも、想いを実現したいからこそ、私達に設計を依頼されてるので
常々意志の疎通を図り、信頼関係の構築が重要。
お酒や美味しい食事をご一緒しながら
プライバシーも含め互いの本音をさらけ出すことも必要です。

週末はそういったお客様とのお付き合いが多い今日この頃です。

2014年9月25日木曜日

集合住宅工事中



ブログの更新がままならぬまま、時間だけが過ぎていくこの頃。
忙しいからという言葉だけで、すべてをごまかしたくはないのですが
本当に忙しい。

それにこれといったトピックスになるような出来事は少なく、
淡々と日々の作業に追われているだけです。


あるお客様から、夏休みの間は子供達の診療で多忙なため、
9月に入ったら話を聞かせて欲しいと仰られていたのですが、
その当月になると今度は私が忙しくて、下旬までお待ちいただいてた
お客様のヒアリングをやっと本日行なうことができました。

午前中の2時間ほど、私どもの考え方をお話させて頂き、
集合住宅の設計手法などを写真やCGで説明。
近いうちに設計した建物を幾つか見学したいというお言葉を頂き
少しホッとしました。
私の建築デザインに対する思いを少しわかって頂けたのではないかと
思います。
今回は店舗とその上層階に集合住宅を計画したいというお客様でした。

で、そうそう今アトリエでは来年2月完成予定で集合住宅の設計監理を
行なっています。ブログには時々建築の過程を書いております。

扇町と南森町の間に建築中の建物です。
現在は10階の型枠を建て込み中。
中が見えないシートで囲まれた建物ですが、着々と進んでます。















昨日は品質確認ルームの最終検査。
工事途中の一部屋を仕上げ、
計画通りの室内に出来上がっているのか
チェックします。悪ければ当然やり直しです。


















この建物も仕上がった外観、エントランスロビーと
居室の内装イメージの差が面白くなると思います。
まだあまり詳しい内容は話せません。。。

下はエレベーターホールのイメージCG。
御影石を加工した図案に興味をそそられませんか?
立体画像のように浮き上がって見えます。














集合住宅は他にも計画しているのですが、
その一つがお客様のご都合で、まったく違う用途に
計画変更されることになりました。
私にとっては今まで以上にワクワクする仕事ですが
その制作プロセスはとても大変な事になりそう。。。

ちょっとビビるけど、面白い仕事になりそうです。


2014年9月12日金曜日

美しく洗練された住まいたち



年明けから着工している京都左京区北山の「新たな京都時間の佇まい」
色々な経緯を踏まえながら、仕上げ工事に入ってきました。

今日は浴室ボーダータイルの貼り方について、
現地で工務店、タイル職人さんを交えデイスカッション。
ボーダータイルの幅が3種類あり、どのように組み合わせるのが一番美しいのか、
シャワーカランなどの障害物を違和感なくクリアするための割付は?。。。。
クライアントと連絡を取りながらあれこれと。。
結局お昼前までかかってしまいました。

浴室・脱衣室から出てみると、塗装仕上の壁はあらかた塗り終わっていました。
リビングは天井高が5.6mあるので、見上げるほどの高さになります。
壁のトップには排煙用のハイサイドサッシが取り付けられていますので
午前中はそこから太陽光が侵入してきます。
当然一番高い天井には照明器具がありません。
ほとんどがウォールライトです。

今は施工中で資材や養生用のビニールシートがガラスを塞いでいるので
シャープな光の筋は見ることが出来ませんが
完成すれば美しい光を見ることが出来ると思います。




































CGのように当初の計画ではサイドに縦2枚の
FIXガラスを並べる予定でしたが、1枚にしてハイサイドにした方が
より高さが強調出来るであろうということに落ち着きました。














2階では塗りムラ、塗り残しがないか照明を当てて調べています。



















壁など内装が徐々に仕上がってくると、
やはりゴールが見え隠れしてきます。
また、室内風景も日々どんどん変化していきます。
この辺りになると本当に楽しく、そしてワクワクしてきます。
自分の狙い通りのことが出来ているのか、
住まいを楽しくするための仕掛けの確認も出来ます。

ダイニング側から見た背骨の形の階段。
このキール構造の階段は10年ほど前から
少しずつカタチを変えながらデザインを繫いできました。














イメージCGと比較すると多少変更もありましたが、
キッチンのガスレンジ壁に耐熱ガラスを挟んで
大型テレビが埋め込まれたり、ワインセラーがセットされた
ドイツ製大型冷蔵庫の存在感は如何なものなのか?
キッチン全体のバランスは問題がないのか?
未知の部分もありますが、楽しみながら頑張りましょう!


あと2ヶ月間、施工会社のみなさんも怪我の無いよう宜しくお願いします。




























2014年9月7日日曜日

刺激的な週末



週末は珍しくプライベートで忙しい日々でした。
金曜日、中学生からの友人、政治評論家「加藤清隆」君が
レギュラー出演している番組「たかじんのそこまで言って委員会」を
友人とふたり、テレビ局へ視聴に出かけました。

スタジオフロアにあるカフェでお茶を飲んでてくださいと
スタッフの方に言われのんびり待っていると
1回目の収録が終わった加藤君が控え室に戻らず
僕らのところへ来てくれた。


















2回目の収録が始まるまで、あれこれと世間話をしたのだが
収録が終わるとすぐに東京へ帰るとのこと、相変わらず忙しそう。
10月に大阪で中学時代のバレー部監督を招き、
三重県津市に住む同じ仲間のY君も駆けつけ、
4人で食事をする約束を確認して別れた。

収録の中身はTV視聴していただければわかるし、
もちろん放送前なので話すこともできませんが、
それにしても「山口もえ」ちゃんが本当に綺麗だった。
さすがに芸能人ですね。独特のオーラがありました。

翌土曜日の夜は、日本を代表する建築家の一人「高松 伸」さんを
交えて6人だけのプラーベートな食事会です。(建築家の集まりではありません)
和気藹々と、建築という衣裳を脱ぎ、世間話で盛り上がります。


















毎回ながら本当に楽しいです。

目の横の同じ位置に、少し大きいほくろが二人ともあって
他人のような気がしない。。。(高松先生、スミマセン!!)
誤解の無きよう申し上げますが、
私の手が高松さんの手を握ってるわけではありません。
イタズラしないように押えてるだけです。念のため。。。

淡路、福良の赤うにと車えびのしんじょ。
この赤うにすごいポテンシャルです。福良はすごい!














「ひっさげまぐろのトロ」成魚になる少し前のまぐろ。
特製のポン酢で頂きますが、この大根との相性抜群!














今回は高松さんの故郷、島根県宍道湖の鰻を用意してもらいました。
厚い身を炭火で炙り、ワサビだけで頂きます。
皮と身の間にある脂肪とゼラチン質が旨い!














いつもながらすごい料理を作るなあ。中井さん!
次回も高松さん共々楽しみです。

2014年9月2日火曜日

斜壁をデザインする



週末、週明けとも各地で打合せが続いて休む間もありませんでした。

敦賀の「LINEA PARALLELA」では外壁・天井を「アイシネン」という
充填断熱材で包んでしまうため、配線・配管位置の変更が出来ません。
そこでクライアントと各部屋の配線位置等の確認作業を行いました。
また、サッシ位置の最終確認も済ませました。

テープを挟みでカットした時に出来る斜めのラインを
建物の端部に表現しているのですが、
これはデザインと周辺からのプライバシーを守るため。。。

敷地が広いのですべてに塀を建てるわけにもいかず、
考えた末に建物そのものが塀のようになればいいのではないかという
アイデアがデザイン化されています。
写真は左側がキッチンプレイルーム、右側が浴室・洗面なのですが
端部を斜めの壁にすることで外部からの死角を作り、
開口部のほとんどを防犯複層の透明ガラスに。
































浴室・洗面とリビングダイニングは水盤のある屋根無しの渡り廊下で
行き来できるようにしてあります。(もちろん渡り廊下を歩く時は
裸では困りますが。。。)
斜めの壁により外部からはまったく見えないので、
こちらも透明ガラス。もちろん防犯複層ガラスですが、
リラックスしてバスタイムを過ごすことができます。

LDKは30帖ほどありますが、その奥にプレイルームがあり
全面開放できる建具で仕切ってますので、
合計すると36帖ほどの広さがあり、天井高さも2.65mなので
かなりゆったりした空間になってます。
写真は玄関ホールから見たLDKです。


















外部もこれから塗装下地のサイディングを貼っていきます。
敷地外に面する方が屋根の水上になるため
笠木までの高さが5m程ありかなり迫力があります。
一見建物に沿って右側に道路があるように見えるのですが
これは私有地なのでこちら側からの敷地アクセスは不可!
こちら側も左右の端部は斜めにカットした袖壁があります。














夜は敦賀湾に面する割烹民宿で海鮮バーベキューを頂きました。
「Tさん」いつもいつもご馳走になって申し訳ありません。
敦賀の黒鮑美味しかったです。
































ご馳走様でした。