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2012年11月17日土曜日

バング&オルフセン



以前から注文してたデンマーク製バング&オルフセンの
オーディオセットが本日やっと「海に背を向ける家」に運び込まれた。














本国での色々なアクシデントが重なって、中々入荷しなくて
お施主様に気をもませてしまいました。

「画竜点睛を欠く」というのかこのセットがリビングに納まらないと
全体のバランスが取れなかったので、やっとホッとしました。
このオーディオシステムをセットするために別注した家具も
生き返りました。ジンバブエという黒御影石の天板によく合ってます。














TVモニターの音声もこのスピーカーシステムから出力するのですが、
モニター背面の壁の中を配線しなくてはいけなくて、
スタッフにも手伝ってもらいながらやっと接続。
久しぶりに僕も汗をかきました。


















取り付けが終わって、出力を上げていくと
素晴らしいサウンドが部屋中にに響き渡ります。
TV画像スイッチはONになってるだけなので
画面はあまり気にしないで下さい。

ゆったりとした空間で食事を楽しみながら
ゲストをもてなされることも目的の一つなので
これは充分にクリアしそうです。


















適度な緊張感のある美しい空間です。
カッシーナのマラルンガソファとも程よいバランスを保ってます。
あとはダイニングに取り付ける予定の「モダンシャンデリア」を
探し出す事くらいでしょうか。。

2011年6月15日水曜日

ARCO(アルコ)照明器具




「BW-H」のお施主様からリビングに何か表情が欲しいのだけど
何か良いものはありませんか?と相談を受けていた。

リビングは天井高が3m近くあるし、カッシーナのソファ「マラルンガ」がセットされているし
もうこれはイタリア「FLOS」の照明器具アルコしかないでしょうとお答えした。
どんなものかご存知なかったが、お任せしますと仰られたので注文しておいた。

一週間ほど前、配達されてきたそうでご主人が組み立てられた。
今日、僕はその配置と角度を調整しに伺った。

この照明器具イタリアの建築家カスティリオー二兄弟が1962年にデザインを発表して以来、
世界中で愛用されている名作です。
日本の住いはリビングの広さに限りがあり、天井高が低いことが多くバランスが取りにくいので
使用する機会が限られる。

大きなアーチ(アルコ)が特徴的で照明部分の上部にはドットの穴がたくさん開いてて、
天井に無数の美しい光の模様を作り出す。お施主様も気に入っていただいたようです。
残りはリビングカウンターに飾るスウェーデンの名品「コスタボダ」の大皿を、
待つばかりになりました。
たくさんのお客様がお越しになり、時間が止まったようなこの広々とした空間を
お褒めいただいてるそうです。
           


設計者として本当に嬉しい言葉です。夏のガーデンパーティは大変なことになりそうです。









2011年5月15日日曜日

マラルンガとキャブチェア






住宅の設計監理が終わりに近づくと、「インテリア家具、何を選んだらいいですか?」と
よく相談を受けます。

設計者としてはそんなに家具を限定しなければならないほど、
嗜好性の強い空間に仕上てはいないつもりなのだが、
山口さんのお奨めはの家具は何ですか?と聞かれるので、余程でない限り
カッシーナ社の「マラルンガソファ」と「キャブチェア」をお奨めします。

なぜかと言えば飽きがこないデザイン、上質の革で一生モノだからということ、
それから空間を邪魔しない上品さがあることetc。。。
そして一番大事な座り心地がよいこと。長時間座っても疲れません。
          
                         「BW-H」 リビング

マラルンガはご存知の方も多いと思いますが、
イタリア人デザイナー ヴィコ・マジストレッティ (2006年没)が1973年にデザインした
ソファでニューヨーク近代美術館にコレクションされている名作です。
彼自身もミラノ工科大学建築学科出身の建築家であり、空間と家具の関係は
よく承知してたはずです。
この「BW-H」以外でも「P-H」、「A-H」で使っていただいてます。
          
                        「BW-H」キッチン、ダイニング

それからキャブ(CAB)チェアですが、こちらもイタリア人建築家 マリオ・ベリーニ 1976年の作
ニューヨーク近代美術館コレクションになってます。

スチールのフレームに厚手の美しいしっかりした革を被せてあります。
使ううちに身体に馴染んできて、座るとピタッとフィットします。

このソファとチェアなんだか相性がいいようで、一つの空間にあってもまったく喧嘩しません。
だから名品なのでしょうね。

確かに高価ですが、長い間使える素晴らしい家具だと思います。

今設計を進めているクライアント「Nさん」も色々迷われていたのですが、
実際に座られてみてとても気に入られたようで、「マラルンガにしたい」という
メールが数日前に事務所に届きました。

しかし、私の事務所、カッシーナ社と特別仲がいいということではありません。
念のため。。

さてさて今夜はお世話になっている豊中のフレンチレストラン
「ラ・メゾンブランシュ」のソムリエール「I さん」が御結婚のため
5月いっぱいで退社されるということで、事務所全員でお祝いに出かけます。












2011年1月5日水曜日

そば切り 文目堂






谷町6丁目にあるそば切り文目堂(あやめどう)という店へ伺った。
近所には「蔦屋」というミシュラン1星の蕎麦屋もある。
こちらの文目堂さんも1星だそうだ。

この店に興味があったのは店の構えと内装。
以前は印刷屋さんだったそうだが、なんとなく大正時代の建物を彷彿させる。

外観の構えは夜だったので写真ではわかりにくいこともあり、
掲載しておりませんが店の入口は写真の通り。
最近こんな店構えの蕎麦屋が増えてきた。

日本酒の肴に鴨の炙り、豆腐の味噌漬け、出し巻き、それから莫久来(ばくらい)を頼んでみました。
莫久来とはホヤの塩辛と海鼠腸を混ぜたもの。日本酒好きにはたまらん一品だと思います。
私はせいぜいおちょこで4~5杯が限度なんですが、こんな一品がたまらなく好きです。
豆腐の味噌漬けもどこの蕎麦屋へ行っても品書きにあれば注文します。
濃厚なチーズのようで大好きです。イタリア人やフランス人もおそらく好きになる一品でしょう。





〆の蕎麦の前に必ず注文するのが「そばがき」。塩もしくは山葵とお醤油を少し落として食べると
蕎麦の風味が増して美味い!蕎麦は粗引きです。


さて、肝心の内装 ですが、写真のように、蕎麦屋の風情とは少し異なるが
当時の面影をあまり弄らず雰囲気を残してある。
ここを店として選んだ店主の感覚は尊敬するし、これからどうなっていくのか期待もしている。
谷町や空堀周辺は懐かしい風情を残した店舗が数多く存在している。
感覚的にそのやり方は嫌いではないが、単なるハコとして利用するのではなく
その建物が持つ生活の匂いや痕跡が、新しく利用する業態とマッチングしてくれたらいいと願う。


トイレに鍵はなくこの棒を差し込むことで扉が動かない仕掛けになっている。
肝心の蕎麦ですが、僕はどちらかといえば「たかま」の方が好みかなあ。
機会があれば店主の方と一度お話してみたいと思う夜でした。